私は「Administration of probiotics in one-week-old chicks suppresses Campylobacter jejuni colonization」という演題で発表しました。養鶏現場では抗生物質に代わる物質の提案やカンピロバクターの制御が課題です。カンピロバクターは私たちに深刻な下痢や腹痛をもたらすことから社会課題の一つとも言えます。本大会ではカンピロバクターに効果的な新規プロバイオティクスの提案とその根拠となるデータを発表してきました。本大会が私にとって国際学会デビュー戦ではありましたが、発表日が大会3日目ということもあり、十分な準備を経て挑むことができました。” poultry” 分野の演題は決して多くなく、本大会においてはマイナーな演題であったとも言えます。それでも、初日から積極的に各国の参加者とコミュニケーションをとり来聴依頼を繰り返したことで、半分近くの座席が埋まり活発なディスカッションができたと満足しています。
本大会では188bet体育_188bet备用网址成果の発表以上に諸外国の188bet体育_188bet备用网址者(仲間)と密にディスカッションの時間を得られたことが最大の産物であると感じています。国際的な繋がりを積極的に持ち、視野を広げることができたことで、今後、自身の188bet体育_188bet备用网址課題に対する向き合い方がより豊かに、そして多様になると感じています。本大会への参加の機会をいただきました指導教員の下里教授並びに参加支援(日本畜産学会国際会議優秀発表賞)をいただきました日本畜産学会にこの場を借りて御礼申し上げます。(文責 村上 愛斗)