高度教職実践専攻概要

概要

高度教職実践専攻(教職大学院)のイメージ写真

学校現場を拠点とした、アリーナ方式のチーム演習でリーダーとしての資質を磨く

入学定員

専門職学位課程
高度教職実践専攻(教職大学院):30名

  • 教職基盤形成コース
  • 高度教職開発コース

高度教職実践専攻(教職大学院)では、学部教育の理念である「臨床の知」をさらに深化させ、学校現場で求められる専門的知識と、思考力?判断力?表現力等を育成する学びをデザインできる指導力、多様な教育課題に柔軟に対応できる力を持った省察的実践家としての教員を育成します。また、授業改善や学校改革のために、様々な立場の人と協働しながら学校現場の抱える多様な課題を解決できる能力やマネジメント能力を持った中核的教員を育成します。
高度教職実践専攻には、「教職基盤形成コース」及び「高度教職開発コース」の2コースがあります。



教育学188bet体育_188bet备用网址科の3つのポリシー(アドミッション?ポリシー,ディプロマ?ポリシー,カリキュラム?ポリシー)

高度教職実践専攻の大きな特長

  • 学校拠点方式

    学校現場をフィールドとした授業やチーム演習を中核としながら、学校における教育課題を多面的にとらえ、具体状況に応じた指導のあり方や実践の省察を深化させる指導を重視します。

  • アリーナ方式

    現職教員の院生も含めて学生同士が学び合う時間を確保するために、土曜日等の集中講義や夜間授業も行い、全ての授業において専門分野の異なる教員が複数で学生を指導します。

コースについて

教職基盤形成コース

学部段階での資質能力を修得したもの(教員免許保有者) の中から、さらにより実践的な指導力?展開力を備え、新しい学校作りの有力な一員となり得る教員を養成します。

高度教職開発コース

地域や学校における指導的役割を果たし得る教員等として、不可欠である確かな指導理論と優れた実践力?応用力を備えたスクールリーダーを養成します。

取得できる専修免許状

取得には、対応する第一種免許状を有していること又は第一種免許状の必要単位数を修得していることが必要です。詳しくはお問い合わせ下さい。

教職基盤形成コース
  • 幼稚園教諭専修免許状
  • 小学校教諭専修免許状
  • 中学校教諭専修免許状(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭、英語)
  • 高等学校教諭専修免許状(国語、地理歴史、公民、数学、理科、音楽、美術、工芸、書道、保健体育、家庭、英語)
  • 特別支援学校教諭専修免許状(教育領域:知的障害者、肢体不自由者、病弱者)
高度教職開発コース

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教員紹介

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教職大学院担当教員の紹介

入試状況

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修了後の進路

修了後の進路

高度教職実践専攻(教職大学院)のよくあるご質問

高度教職実践専攻(教職大学院)について

Q1-1.教職基盤形成コースと高度教職開発コースの違いは何ですか。
教職基盤形成コースと高度教職開発コースの違い イメージ写真 教職基盤形成コースは主として新しい時代に対応できる新人教員養成を目指すコースです 。このコースの学生は信州大学教育学部附属学校園を拠点校とし、日常的に附属学校で参観や実習を行いながら 実践知を身につけていきます。
高度教職開発コースはスクールリーダーの養成を目指すコースです。現職の教員が志願す る場合、教員としての身分を保有したまま入学することになります。この場合、所属する勤務校が拠点校となり 、日常的には所属校で勤務をしながら、特定曜日、あるいは休日に行われる授業に参加します。
在籍する院生は、教職基盤形成コースは学部を卒業後すぐに大学院へ進学した学生(ストレートマスター)が多く、高度教職開発コースは現職教員が多いです。
Q1-2. コースとプログラムの違いは何ですか?
本専攻では、学生のキャリアへの違いに対応したコース制度と、学生の188bet体育_188bet备用网址課題に応じた履修選択プログラム制を採用しています。コースは2つあり、大学を卒業してすぐに進学する院生(ストレートマスター)を主な対象とした教職基盤形成コースと、豊かな教職経験をもつ現職教員を対象とした高度教職開発コースがあります。受験希望者は自分のキャリア段階に応じたコースを1つ選択して出願します。プログラムは授業科目のパッケージです。教育課題探究プログラム、教科授業力高度化プログラム、特別支援教育高度化プログラムの3つのプログラムがあります。院生は入学後に自分の188bet体育_188bet备用网址課題に応じたプログラムを1つ選択します。
Q1-3. それぞれのプログラムの特徴は何ですか?
それぞれのプログラムの特徴は何ですか イメージ写真大学院を修了するためには45単位を取得する必要があります。このうち、各プログラムの授業科目群の中から12単位取得することが必要です。「教育課題探究プログラム」は学校課題の構造的な分析や問題の本質を捉えていく高度な見識と力量を身につけ、協働的に課題解決に取り組むことをねらいとした授業科目群です。「教科授業力高度化プログラム」は教科の基盤となる関連学問を拠り所に、教科の専門性と教育実践を結び付け、高度な教科授業力を身につけることを狙いとしています。「特別支援教育高度化プログラム」は各障害領域やその教育に関する専門性を深め、多様なニーズに対応できる高度な指導力を身につけることを狙いとしています。

授業形態等について

Q2-1. プログラムはいつ選択するのですか?
院生は履修選択プログラムを1つ決めなくてはなりません。プログラムを選択するのは、入学後の履修ガイダンスから履修登録の期間までです。教職大学院の教員と相談しながら、プログラムを選択します。選択したプログラムによって、どの授業科目を受講するかを決定していきます。
プログラムは途中で変更することもできます。ただし、当該プログラムの中から12単位以上取得する必要がありますので、教員に早めに相談して計画的に履修するようにしてください。
Q2-2. 拠点校方式について具体的に教えてください。
拠点校方式 イメージ写真大学院生が日常的に実践を行う学校を拠点校と言います。拠点校となる学校は、信州大学附属学校園もしくは現職教員の院生の勤務校です。拠点校となった学校には担当の大学教員や他の院生が定期的に訪問し、授業の参観やリフレクションなどを行います。自分の拠点校となっている学校での実践だけでなく、同じチームになった他の院生の拠点校へも訪問することで、課題解決の方法を探ります。
学校拠点方式においては、大学教員が専門とする学問体系に即した内容を授業に取り上げるのではなく、学校現場の課題そのものを学習内容に設定しますので、当然ながら学ぶ場は大学のキャンパス内だけでは限界がありますから、院生が勤務する学校等を拠点校として、そこに大学教員や共に学ぶ院生が出かけていき、協働で問題解決を図ることをしています。
Q2-3. 現職院生として、在籍校での職務と大学院での学修の両立はどのようなイメージでしょうか?
ご自身のためにも、大学院としての個人188bet体育_188bet备用网址課題が存分に188bet体育_188bet备用网址できる環境づくりが最優先です。しかし、実践があってこそ教職大学院での学びも充実します。これまでの様子から、一週間のうち2~3日間は188bet体育_188bet备用网址として学部や他県での学会や188bet体育_188bet备用网址会に参加し、残りの日は在籍校にて、授業実践を重ねたりすることがありました。また、主に一年目は月に1~2回週末を利用した集中講義に参加します。188bet体育_188bet备用网址、隔週木曜日の夕方にチーム演習として、仲間と共にそれぞれの188bet体育_188bet备用网址課題について語り合う時間があります。
Q2-4.チーム演習はどのような体制で行われますか?また、授業の頻度を教えてください。
チーム演習 イメージ写真個々の188bet体育_188bet备用网址課題と拠点となる地域を考慮し、ストレートマスターと現職教員の院生あわせて6人程度のチームを作り、実践と省察を行います。多面的な考察を行うために、一つのチームに様々な分野の大学教員が付く複数教員指導体制を採っています。
平日に拠点校を訪問するチーム演習は月2回程度、休祝日に大学へ集まる集中講義は月1~2回程度行われています。

出願資格等について

Q3-1.公立校に勤務する現職教員です。高度教職開発コースへの出願を考えていますが、現職教員の院生の普段の生活について教えてください。
現職教員 イメージ写真個々の188bet体育_188bet备用网址課題と拠点となる地域を考慮し、ストレートマスターと現職教員の院生あわせて6人程度のチームを作り、実践と省察を行います。多面的な考察を行うために、一つのチームに様々な分野の大学教員が付く複数教員指導体制を採っています。
Q3-2.私立学校の教員でも出願は可能ですか?
可能です。なお、高度教職開発コースに出願し、現在の勤務校を拠点校とする場合には、勤務や実習の配慮等、所属校での体制づくりが必要になりますので、受験前に必ず本専攻へ事前相談を行ってください。
Q3-3.南信の公立校に勤務している現職教員です。教育学部のあるキャンパスとは離れていますが、現在勤務している学校を拠点校にすることは出来ますか。
本専攻では長野(教育)キャンパスで開講される集中講義や、長野及び松本の教育学部附属学校園及び県内公立校で行うチーム演習などの授業が計画されており、授業の際には広範な移動を伴うことが想定されます。ただし、できるだけ授業への参加のための長距離移動の負担を軽減するための措置を工夫しています。オンラインでの参加も認める場合が多く、南信に限らず、どの地域に拠点校があっても学べるよう指導体制を毎回検討しています。必ず本専攻へ事前相談を行ってください。
Q3-4.長野県内の特別支援学校で勤務していますが、教職大学院に出願できますか?
特別支援学校の教員も出願できます。希望の場合には、学校長を通して教育委員会にお問い合わせください。

教員免許状について

Q4-1.現在二種免許状を保有していますが、専修免許にできますか。
A. 二種免許状、特別免許状、臨時免許状について本専攻のカリキュラムを履修のみで専修免許状にすることはできません。
ただし、別途学部の授業を履修し、一種免許状取得に必要な単位を修得のうえ、長野県教育委員会に申請することで、専修免許状を取得できる場合があります。学部授業の履修を希望される場合は、本専攻へ事前に相談をしてください。

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Q5-1.大学院入試と並行して、教員採用試験も受験しようと考えています。どちらにも合格した場合、採用の時期を先送りできる制度があると聞いたのですが。
試験への勉強 イメージ写真長野県教員採用試験に合格した場合、所定の手続きを行うことで最長2年間の採用猶予が認められる制度があります。申請時期や条件など、制度の詳細は長野県教育委員会へお問い合わせください。また、他の都道府県の採用試験を受験する場合も、採用猶予制度がある場合がありますので、受験する自治体の教育委員会へお問い合わせください。

教職大学院あての郵便物について

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