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3学期始業式
1月9日(火)に3学期始業式が行われました。
新年最初の日、本来であれば新年のあいさつからスタートするところでしたが、1日に能登半島で発生した大地震に心を寄せることで3学期がはじまりました。
代表児童の発表では、これまでの自分やクラス、学年の姿や取り組みを振り返り、新たな年に向けてありたい自分の姿を具体の場面から語られ、一人一人ちがう日常をどう味わっていくのか、聴いている全員が考えることができました。
また、副校長先生からは、大地震発生に心を寄せ、「わたしたちにできることは...」について以下の3つについてお話をしていただきました。
①信用できる情報か真偽(ほんとうかうそか)を確めること
過去の地震の際に、虚偽の情報がSNSなどを通じて流れ拡散してしまったことや、地震に対する募金や義援金としながらも、実際には被災者や復興のために使われていなかったことがあったことから、信用できる情報かどうか判断することが求められる。
②地震に関する知識を正しく知る
10段階で揺れの大きさが区別されている「震度」も、5を境にして対応が大きく変わること。具体的には震度5強で授業中であれば授業が中止となり、保護者への引き渡しの実施または待機がされること。それらの知識を普段から知っておくことが大切である。
③普段からの防災~災害はいつくるか分からない~
学校施設では、棚を固定することで転倒防止を図るなど、災害に対する対策をしているものの、それだけではなくどれだけ一人一人が普段から備えているかが重要になる。
いますぐにできること、これからできることなど、わたしたちにできることはたくさんあることがわかりました。
思いを寄せ、意識を高めることができた初日。その思いを大切にしていきましょう。