NEWS & TOPICS

３月１３日(水)に３学期終業式がありました。

今回は学期の振り返りとともに、一年の振り返りとなり、学年発表では池づくりや段ボールの秘密基地づくりなどの自分たちのクラスが行ってきた中核活動に触れ、課題をもって追究することや、活動を通じて学んだこと、来年に向けた思いについて全校に向けて話をしてくれました。

校長先生の話では、ヨーロッパに伝わる昔話「石を運ぶ人」で、「何をやっているのですか？」という質問に対して一人目は「石を運んでいる」、二人目は「教会をつくっている」、三人目は「みんなの安らぎの場をつくっている」という答えのちがいから、「活動の見え方のちがい」について触れ、そこから一年間各クラスで行ってきた中核活動を何のためにやってきたのか、その活動の意味を振り返りながら、お話しをしていただきました。

「私たちは何のために活動をやってきたのか」と振り返ることは、探究のエネルギーとなり、そのエネルギーがあるからさらに問い続けることができます。そして、全校の皆さんが、中核活動やそれぞれの教科学習など、さまざまな場面で一人一人が問い続けてきたように、先生たちも研修を積みながら問い続けてきました。

３月も残りわずかとなりました。一人一人がこの一年の学びを心の中で振り返り、来年よいスタートが切れるように準備をしてきましょう。