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4年西組 「本物」と出会う、「練り切り体験」
9月後半から取り組んでいた国語「伝統工芸のよさを紹介しよう」からの派生した練り切り体験学習がありました。子どもたちが調べてきた伝統工芸の中の一つの練り切り。実際に自分たちで作りたいと願い、講師の小澤真理さんと出会いました。お手紙を書き、この日を迎えました。
小澤さんと一緒に作ったのは「椿」と呼ばれる練り切りで、その名の通り椿の花を模してつくられたものです。具体的な工程を動画や実物投影機で非常にわかりやすく示してもらい、さらに、子どもたちがつくっているときには「すごい!!」「上手だね!!」と認める声かけも多くしてもらい、子どもたちはとても楽しく体験をすることができました。
小澤さんは練り切りづくりの後にも子どもたちの質問に答えていただくとともに、伝統文化を勉強している方としてのメッセージも伝えてくださいました。10代のころにカナダに渡り、そこで日本のことを知らないことを実感された小澤さん。日本のことをよりよく知るという意味もあり練り切りづくりをされているそうです。
子どもたちには、「日本のことを知る努力をしてほしい。知ったと思わずに興味をもって調べてほしい」と言ってくださいました。クラスの子たちは自分がわからない事、興味のあることを自分で調べだせる子が大勢います。その力を今後さらに伸ばしていってほしいと思います。とても貴重な経験になりました。