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2025/04/08
昨日の入園式?始業式を終え、今日からいよいよ遊びがスタートします。
昨晩も、遅くまで保育者は環境の構成を行っていました。
幼児教育は「環境を通して行う教育」です。
「一般に、幼児期は自分の生活を離れて知識や技能を一方的に教えられて身に付けていく時期ではなく、生活の中で自分の興味や欲求に基づいた直接的?具体的な体験を通して、この時期にふさわしい生活を営むために必要なことが培われる時期であることが知られている。」
「幼児期の教育においては,幼児が生活を通して身近なあらゆる環境からの刺激を受け止め,自分から興味をもって環境に主体的に関わりながら,様々な活動を展開し,充実感や満足感を味わうという体験を重ねていくことが重視されなければならない。」
(文部科学省:幼稚園教育要領解説より)
私たち保育者は、主体的に環境に関わっていく子どもたちを支えていくため、いかにして遊びの環境をつくっていくか(環境の構成と呼んでいます)を日々、考え続けています。
春休みをはさみ、久しぶりの幼稚園での遊びでしたが、朝の会が終わると、みんなそれぞれ思い思いに遊び始めました。
子どもは、「自ら環境に関わっていく力を元から持っている」「有能な学び手である」ということを、初日の姿を見て改めて感じました。
そのためにも、大人も、教える存在から陰から支える存在へ、立ち位置を見直していく必要があるのではないでしょうか。