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「また会えたらいいね」
10月22日
S大3年次実習が最終日を迎え,子どもたちとの「お別れ式」がありました。
実習生が入場すると,どこからともなく「〇〇先生!」「△△先生!」と呼んだり,手を振ったりする子どもたち。実習生が前に並ぶとさっと静まり,実習生一人一人のお別れの言葉にじっと耳を傾けていました。
そして,最後は大野副園長先生のお話にあったように,会えてうれしかったよ,さみしいよ,5日間早かったね,また会いたいな...といういろいろな気持ちを込めて,みんなで「ありがとうございました」と伝えました。実習生の退場時にも,「また会えたらいいね」「バイバイ」と手を振り,別れを惜しんでいたようです。
実習生は,降園後のまとめの時間に,「実習前に自分が持っていた『こちらがしてあげなきゃ』という,園児のイメージが覆された」「子どもたちは,トラブルが起きても『大丈夫?』『~したらどう?』と,自分たちで解決しようとしていて,視野が広く思いやりのある子どもたちが多いと感じた」「子どもの自由な発想を止めないように,できることがたくさんあることを学んだ」と,感慨深げに語っていました。そして,「毎日子どもたちと走り回って,体力的にはボロボロだったけど,子どもたちからエネルギーをもらえた」「こんなに寂しくなるとは思っていなかった」と。
愛情深く子どもたちと接する中で得た実習生の気づきから,私たち職員も改めて気づくことの多い実習となりました。