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同じ遊びの世界の中で
1月20日
先日、年少さんのお部屋の前を通りかかったところ、中から「こっちに来て」と誘ってくれました。
「みんなが乗ったら出発しよう!」「私お母さん」「私もお母さんね」「あ、前の窓が凍ってる。溶かさなきゃ」「雷がくるって」「ここから落ちたら泥水だからね」...どうやら木製積み木で囲われたスペースは、みんなの乗った車の設定のようで、その大きな設定の中でそれぞれがそれぞれの好きなことをして楽しんでいる様子。スペースの中でお弁当を作る子、赤ちゃんのお世話をする子、自分で作った車を走らせる子...いろいろなことをしていますが、誰一人していることを「それは違う」と否定せず、みんな楽しそう。
「近くにいる友だちと同じ世界を共有しながら、それぞれが好きなことを楽しむ」...年少さんの遊び方が変わってきたこと、実感しました。
さて、昨日は突然雪が降り、あっというまにあたり一面が真っ白に。
午後、お日さまが差しはじめると園庭を思い切り走っている年中の子どもたちを発見。「追いかけっこ?」と尋ねると満面の笑顔で「うん、お日さまと鬼ごっこ中」。自分たちがどこまで行ってもお日さまがついてくるのが楽しいのだそうです。
子どもたちの柔らかな心に触れ、私たちの心も温めてもらっています。