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　附属長野中学校では、新教科「あさひのラーニング（学際的な学習の時間）」の学習の一つに、様々な立場の講師による講演会を実施しています。
　第３弾は、STEAM講座として、東京大学名誉教授 先端研シニアリサーチフェロー 神﨑亮平 氏にご講演いただきました。講演テーマは『昆虫の知能はAIを超えるか？～ファーブル昆虫記のなぞに迫る～』でした。
　講演会では、まず、蜂の羽の動きは人間の目では見ることができないが蜂は見ることができているから蜂が密集していても蜂同士がぶつかることはない、など、人間が見ている世界と昆虫が見ている世界が大きく違うことをお話しいただきました。次に、カイコのオスはメスのフェロモンにしか反応しないことを利用して、特定の匂いに反応する「昆虫センサ」を実演を含めながらご紹介いただき、AI（人工知能）の次に「生物知能」が重要になることなどを教えていただきました。また、講演会後も、人間の筋肉の動きをセンサとしたミニカーやドローンの操縦の実験も行ってくださり、多くの生徒が神﨑先生と交流を深めていました。
　講演会を通して生徒たちは、自然と調和した科学の可能性に刺激を受けている様子があり、講演会後の生徒の感想には、「一つの分野だけではなく、様々な分野に目を向けることが大切」といった内容について書かれているものが多かったです。本講演会を通して、STEAMや探究についての考えを深めることができたと思います。


　　　　　

　本講演会の様子は、オンデマンド配信で視聴することが可能です。ご希望の方は、申し込みフォームよりお申し込みをお願いいたします。
　また、第４弾?第５弾の講演会の申し込みも受け付け中です。こちらもぜひお申込みください。
　※第４弾?第５弾の内容が決定しました！
※本校の体育館が改修工事のため、一般参加者の皆様は、オンデマンド配信のみの参加とさせていただきます。