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化学?材料学科 高坂 泰弘 助教がPolymer Chemistry誌注目の若手188bet体育_188bet备用网址者に選出

2018.04.05


化学?材料学科 機能高分子学コースの高坂 泰弘 助教が、高分子化学最高峰の国際誌であるPolymer Chemistry誌 (英国王立化学協会刊行、Impact Factor : 5.375) が特集するEmerging Investigator (新進気鋭の188bet体育_188bet备用网址者) に選出され、紹介記事学術論文が記念号に掲載されました。今回の特集では世界の若手?中堅188bet体育_188bet备用网址者から30名を選出し、最新の総説や188bet体育_188bet备用网址論文を招待論文として掲載しています。髙坂助教 (写真中央:左はM2宮崎 匠さん、右はD1萩原 敬人さんでいずれも共著者) は直近5年間で同誌に論文5報を発表し、うち2報はカバーアートにも採用されたことも高評価につながったと思われます。掲載された論文は高分子化学の流行とは一線を画した内容で、髙坂助教の独創的な188bet体育_188bet备用网址が国際的に広く注目されていることを示しています。


188bet体育_188bet备用网址概要 : 髙坂助教は有機化学の観点から新モノマー?新反応を設計し、機能高分子を開発する188bet体育_188bet备用网址を進めています。直近の論文では、アクリル系モノマーの共役置換反応を利用した新しい重縮合反応を報告していました。今回、この反応で得られる高分子が、逆反応によって分解可能であることを見出しました。さらに、2官能性アクリルモノマーの共役置換反応により、主鎖にアクリロイル基を有するポリエステル、ポリアミン、ポリスルフィド、およびポリエーテルを合成しました。これらは共役置換反応によって低分子に分解可能でした。以上の高分子合成?分解は室温?空気中の穏和な条件下で実施可能で、医療材料やレジスト材料、硬化剤等への応用が期待されます。

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