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熱中症リスク管理を実現するウェア「スマートフィットR」

試作品を手に感覚計測工学の醍醐味を語る金井准教授
真夏日や熱帯夜となる日数が増加傾向にある近年では、熱中症は高齢者や労働者において深刻な問題となっています。一般的に、熱中症のリスクは暑さ指数 (WBGT) により予測?評価されていますが、先進繊維?感性工学科の金井 博幸 准教授はクラボウ、大阪大学、日本気象協会と共同で熱中症のリスクを管理する衣服「スマートフィットR」の開発に取り組んでいます。スマートフィットRは、衣服と一体化したウェアラブル?センサーにより皮膚温度や心拍数などの生体情報を計測し、取得した生体情報から熱中症のリスクを予測?警告するシステムを目指しています。その中で、金井准教授は主にウェアラブル?センサーの高精度化と快適性の向上に取り組んでいます。
既にウェアラブル?センサーの試作は終了しており、今年の6月から建設業?運送業の協力を得て作業者を対象にした実証実験が行われる予定です。本テーマに対する社会的注目度は高く、平成29年3月24日付けの信濃毎日新聞 (第1面) に紹介記事が掲載されました。金井准教授の今後の実用化へ向けた取り組みに大きな期待が寄せられています。
(掲載期間 平成29年 5?6月)