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インフォーマルセミナー in 信州
第4回 イオンチャネルによる生体機能制御
- 開催日
- : 平成25年3月7日(木)
- オーガナイザー
- : 分子薬理学講座 教授 山田 充彦
- 演題
- : 心不全におけるL型Caチャネルの活性異常の分子機構
- 講師名
- : 分子薬理学講座 教授 山田 充彦
我々は最近パッチクランプ法を用いて、心不全時に心室筋細胞のβ2アドレナリン受容体とM2ムスカリン性受容体がGi/o蛋白質と蛋白質脱リン酸化酵素2Aを介して、興奮収縮連関の要であるT管のL型Caチャネル活性を低下させることを初めて見出した。本講演ではこの知見を紹介し、新しい心不全治療法を考察する。
参考文献
1. Horiuchi-Hirose, M., Kashihara, T., Nakada, T., Kurebayashi, N., Shimojo, H., Shibazaki, T., Sheng, X., Yano, S., Hirose, M., Hongo, M., Sakurai, T., Moriizumi, T., Ueda, H., and Yamada, M. (2011) Decrease in the density of t-tubular L-type Ca2+ channel currents in failing ventricular myocytes. Am. J. Physiol. Heart Circ. Physiol. 300(3): H978-H988
2. Kashihara, T., Nakada, T., Shimojo, H., Horiuchi-Hirose, M., Gomi, S., Shibazaki, T., Sheng, X., Hirose, M., Hongo, M., and Yamada, M. (2012) Chronic receptor-mediated activation of Gi/o proteins alters basal t-tubular and sarcolemmal L-type Ca2+ channel activity through phosphatases in heart failure. Am. J. Physiol. Heart Circ. Physiol. 302: H1645-H1654
- 演題
- : シナプス成熟と自閉症:Neuroliginの役割
- 講師名
- : 分子細胞生理学講座 教授 田渕 克彦
シナプス接着因子Neuroliginはシナプス末端でヘテロ複合体を形成し、シナプスの形成および機能獲得に寄与していることが知られている。
我々は、自閉症患者から見つかったNeuroliginの変異を有するモデルマウスを用いて188bet体育_188bet备用网址を行い、シナプスの成熟異常が自閉症の原因と関係している可能性を突き止めた。