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2012年から2017年にかけて大人のADHDの診断数が日本で急増 -全国の診療データベースを用いた大規模疫学調査-
2022.10.13
信州大学医学部子どものこころの発達医学教室?精神医学教室の篠山大明准教授、本田秀夫教授らの188bet体育_188bet备用网址グループは、全国の診療データベース(National Database [NDB])を用いて、日本におけるADHDの新規診断数を調査しました。その結果、ADHDの年間発生率は、2010-2019年度の間に0-6歳の子どもで2.7倍、7-19歳で2.5倍、20歳以上で21.1倍に増加したことを明らかにしました。とくに、2012年度から2017年度にかけての大人のADHDの発生率の増加が最も顕著でした。
この188bet体育_188bet备用网址成果は2022年9月30日付でJAMA Network Openに掲載されました。
【論文タイトルと著者】
タイトル:Trends in Diagnosed Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder Among Children, Adolescents, and Adults in Japan From April 2010 to March 2020
著者:Daimei Sasayama· Rie Kuge · Yuki Toibana· Hideo Honda
掲載誌:JAMA Network Open
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2796857