2019年10月20日、濱田州博学長始め5名の信州大学代表団が中国?河北医科大学を訪問し、同大学の125周年記念式典に出席するとともに、「信州大学サテライトオフィス in 河北医科大学」の開所式を実施しました。大学間学術交流協定校である河北医科大学と本学の間では、1986年の協定締結以来、多くの188bet体育_188bet备用网址者の往来及び共同188bet体育_188bet备用网址が積み重ねられ、活発な交流が行われてきました。同大学へのサテライトオフィスの設置は、「2019年度信州大学海外拠点を活用した国際共同教育?188bet体育_188bet备用网址プロジェクトスタートアップ支援事業」の基盤として行われるもので、本学で5番目、中国初の信州大学海外拠点となります。訪問を通して、代表団は翟海魂書記長始め河北医科大学の教職員一同に手厚い歓迎をもって迎えられ、今後の更なる連携強化の意志を相互に確認する非常に有意義かつ実りのある訪問となりました。なお、サテライトオフィスと併せて、同大学内には日中医学教育188bet体育_188bet备用网址センターも設置され、今後の両大学、両国の医学分野における教育188bet体育_188bet备用网址交流の推進に活用されます。2019年10月30日、中国河北省の河北大学の学生10名が信州大学を訪問しました。今回の来訪は、河北省と友好提携を結んでいる長野県による河北大学生の受け入れ事業の一貫として依頼を受け、実現に至ったものです。訪れた河北大学生の専攻は、スポーツ報道?冬季オリンピック、環境科学そして日本語と多岐にわたっています。一行は、初めに人文学部の伊藤加奈子准教授による「中国語学概論Ⅱ」の講義に参加しました。講義では、今回の訪問に向けて河北大学生一同が作成したプレゼンを実施したり、本学学生から寄せられた中国文化に関する質問に答えたりと、とても和やかな雰囲気で交流が行われました。続いて、本学学生有志も同行の上、松本キャンパスツアーを行いました。信州大学生が日々を過ごす附属図書館、広場や旭会館などの見学を通して、中国の大学との共通点、相違点などさまざまな発見があったようです。短い時間ながら、今回の訪問は双方の学生間で確かに友好を深める機会となりました。2019年11月23日、長野市のホテルメトロポリタン長野において「第2回信州大学国際交流会」を開催しました。本会では、グローバル化を進める企業?法人関係者や日本企業で働く元留学生を迎え日本での外国人社員の活用状況についてお話しいただくとともに、本学の留学生就職支援の取り組みなど70周年を迎えた信州大学の「日本のグローバル化」への貢献について報告を行いました。グローバル化推進センター副センター長の佐藤友則教授が司会を務めた前半のシンポジウムでは、講演者のそれぞれの視点から、参加した企業および大学関係者や在学生にとって貴重な示唆に富んだスピーチが行われました。また、パネル形式の質疑応答では、講演を受けて参加者から多様な質問が挙がり、双方向で意見交換が行われました。後半の情報交換会では、本学OBでアナウンサーとして国際的に活躍されているTHE LEGEND株式会社代表取締役の官琳氏の司会のもと、企業関係者、在学生、卒業生など約130名の参加者の間で活発な交流が行われました。情報交換会終盤、在学?卒業留学生による民族衣装ファッションショーでは、ショーをコーディネートした工学部の藤田あき美講師のMCにより、各国の特徴ある衣装を身にまとった留学生たちが演舞を披露し、会場は大いに盛り上がりを見せました。今後も信州大学では、国際交流ネットワークの強化に資するこうした取り組みを推進してまいります。13信州大学代表団が中国?河北医科大学を訪問、サテライトオフィス開所式を実施第2回信州大学国際交流会を盛大に開催GLOBALNEWS中国河北省の河北大学生10名が来訪濱田 州博 信州大学長(左)、翟海魂 河北医科大学書記長(右)民族衣装ファッションショーキャンパスツアーの様子
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