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2019年11月22日、ウプサラ大学教育学部において、信州大学とウプサラ大学(スウェーデン王国)による学部間の学術交流協定の調印式が行われました。信州大学大学院教育学188bet体育_188bet备用网址科では、選択科目「海外学校臨床演習」(隔年?2単位)を開設しています。この授業は、高度教職実践専攻(教職大学院)の院生を海外の学校に派遣し、教育実習等を行うことで、自身の教育経験を振り返り、広い視野を獲得することを狙いとしています。これまでも、「信州大学知の森基金」(https://kikin.shinshu-u.ac.jp/contribu-tion/)を活用して、学生?院生を海外へ派遣してきましたが、本事業をより安定的に発展させるため、このたび新たなパートナーシップの締結に至りました。今回締結した協定は本学教育学部?大学院教育学188bet体育_188bet备用网址科とウプサラ大学教育学部(大学院を含む)との学生交流協定と、本学学術188bet体育_188bet备用网址院教育学系とウプサラ大学教育学部(大学院を含む)との学術交流協定の2種類です。両校はこれらの協定をもとに、学生?院生の相互派遣、教職員?188bet体育_188bet备用网址者の交流、大学院教育における協力、学術情報交換、共同188bet体育_188bet备用网址、会合やシンポジウムの開催などの取り組みを実施し、教育?188bet体育_188bet备用网址の一層の充実につなげることを目指します。2019年11月、パラナ連邦工科大学(ブラジル)のチウリッキ カルロス教授(パラナ連邦工科大学 国際交流部?国際交流担当副理事)に、信州大学国際化推進海外協力教員(コラボラティブ?プロフェッサー)を委嘱しました。信州大学国際化推進海外協力教員(コラボラティブ?プロフェッサー)とは、海外の高等教育機関等に所属して本学の国際化の推進を支援する教員、188bet体育_188bet备用网址者等を対象に、グローバル化推進センター長の推薦により学長が委嘱するもので、本学と海外の高等教育機関等との国際交流の推進に関する活動を行います。このたびの委嘱により、プトラ大学(マレーシア)のノルヒサム ミスロン教授に続き、2人目となります。パラナ連邦工科大学には、昨年度、本学4番目となる南米初のサテライトオフィスが設置され、これを拠点として、本学とブラジルの国際学術交流協定校との学生交流が活発に行われており、これらの活動にカルロス教授から多大なるご支援をいただいております。今後ブラジルとの学生交流?188bet体育_188bet备用网址交流のさらなる促進が期待されます。信州大学では、今後も着実に信州大学国際化推進海外協力教員(コラボラティブ?プロフェッサー)を充実していくことによって、グローバル?ネットワークの拡大を図っていくこととしております。2019年11月29日~12月1日、信州大学松本キャンパスにおいて、日露青年交流センター及びロシア技術大学青年政策?国際関係局との共催により「日露学生フォーラム2019 in 信州」を実施しました。本プログラムは、本学学生11名を含む日本人30名、ロシア人30名が参加し、次代を担う両国の青年が共通する様々な問題について率直な議論を行うことにより、未来志向の日露関係を作り上げていくことに貢献するものです。来学初日の11月29日は、日本人参加者対象事前勉強会が行われた後、ロシア人参加者も合流してオリエンテーションが行われ、初対面ながらも自己紹介や質問などを通して、打ち解けた雰囲気で交流が始まりました。11月30日は、開会式及び全体会議と、フォーラムのメインとなる分科会が行われ、テーマごとに4つのグループに分かれて、翌日の発表に向け活発な議論が行われました。夕方、附属病院のレストランソレイユで行われた懇親会では信州大学交響楽団のカルテットによる演奏も披露されました。締めくくりとなる12月1日の学生発表では、自作の動画を用いたりロールプレイングを行ったりと、それぞれのグループで趣向を凝らした発表が行われました。閉会式では、参加者を代表して日露双方の最年少参加者に対し、田中清副学長(国際交流担当)から修了証が手渡されました。今回のフォーラム実施により、今後の本学とロシアとの交流の更なる促進が期待されます。14スウェーデン王国?ウプサラ大学と学術交流協定を締結(教育学部)信州大学国際化推進海外協力教員(コラボラティブ?プロフェッサー)を委嘱「日露学生フォーラム2019 in 信州」を実施協定書を手にするヘンリック?エドグレン ウプサラ大学教育学部長(右)、上村惠津子 信州大学教育学部教授(左)左から、信州大学副学長?グローバル化推進センター長 田中 清教授、パラナ連邦工科大学学長 Luiz Alberto Pilatti教授、同大国際交流担当副理事 チウリッキ カルロス教授、同大副学長 Maurício Alves Mendes教授開会式の様子(ロシア語を交えて司会を行う角田 賢次 信州大学国際部長(左)、開会の挨拶をする田中清 信州大学副学長(国際交流担当)(右))

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