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信大生  松本市市民課 熱血コラボ信州発、目指せ全国区!「学割カエルパ!」長野県松本市は、11の高校と2つの4年制大学、2つの短期大学を擁する「学生の街」。学生?生徒の数は約21,000人(松本市調査)。なかでも信州大学は県外出身者が約7割を占め、1年生の共通教育のうちは全学部の学生が松本のキャンパスに通い、人文?経法?理学?医学の4学部なら学生の期間を松本で暮らします。院生も含めると学生だけでも約6,000人、教職員も加えればそのボリュームは市人口の約2%にのぼり、県外出身者が松本市に暮らす大きな理由の一つとなっていることがわかります。しかし、街と学生とのつながりはというと「多くの学生が学校と住まいの往復に日々終始してしまいがち。魅力的なお店がたくさんあると知ってはいても、訪れるきっかけがない、知らない店に入る勇気がない、という友人たちの声をよく聞いていました」そう話すのは、繊維学部2年の間美羽(あいだみう)さん。「学生たちがもっと気軽に町歩きを楽しむようになれば、市の活性化にもつながるのでは」と考えるようになったと言います。一方で、かねてより「県外から転居してきても、住民票を移す学生が少ない」「学生たちが日々どんなことで困っているか、声が届きづらい」といった課題を感じていたのが、松本市市民課でした。そこで間さんをはじめ、松本市への愛着と活性化への思いをもった信大生たちと市民課は2019年7月、学官協働のプロジェクトとして「まつもっと(松本をもっとよくしようプロジェクト)」をスタートさせることに。「学割でおトクにかえるパスポート(以下「学割カエルパ!」)」は、このプロジェクトの取り組みの一つとして企画?実施されました。本企画の魅力は、大学生に限らず高校生まで広く利用対象としていることに加え、「学生証を見せるだけでサービスが受けられる」という手軽さ。学生証を持つ高校?大学生であれば市内外に関わらず利用可能という企画は、全国初の試みでした。また、松本市や商工会議所のサポートを受けた新たなスキームを実現することで、地域の事業者からも大きな信頼と期待を集め、現在協賛店舗は87にのぼっています。「協賛店となっていただくための交渉は緊張しましたが、どのお店もとても好意的に受けてくださり、改めてこの街のあたたかさを感じました」とは、チーム代表の佐藤翔斗さん(人文学部)。大型ショッピングセンター「イオンモール松本」では、フードコート内のある店舗への交渉をきっかけに、モール全体をあげた協力につながる、という予想外の展開に。「3月のリリース時、イオンモール松本の店内に『学割カエルパ!』のポスターをたくさん貼ってくださって、本当にうれしかったです」(間さん)松本市内に約21,000人。「学生の街」の交流人口活性に信大生の松本愛がマッチング09

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