4年生後期からは臨床実習が始まります。臨床実習では,各教室(臨床全科)に配属され,外来を受診した患者さんや入院している患者さんを受け持って,指導医の監督の下にコミュニケーションの取り方,身体診察,診断,治療などについて勉強させてもらいます。現在,診療参加型臨床実習といって,学生も見学だけでなく診療チームの一員として診療に参加する,という形の臨床実習を行っています。臨床実習の一部は大学病院以外に地域の病院でも行われます。 5年生後期からは,臨床実習の総まとめとして選択制の診療参加型臨床実習が行われます。ここでは,学生は,自分が希望する診療科に,1人で,原則として4週間所属して,いわば医師の「みならい」として勉強を続けます。その後,最後の集中講義,卒業試験,国家試験への準備があって,6年間の医学部での勉強が修了します。16医学科5年 高木 萌々子出身校:千葉県立佐原高等学校 この4年間は,入学前の想像をはるかに超える楽しいものでした。というのも大学で,人との出会い,部活との出会いに本当に恵まれたからです。 いきなりですが,自慢の友人について話したいと思います。この友人を一言で表すと「パワフルガール」です。何にでも好奇心があって,一生懸命で,一緒にいると自然と引っ張られてしまいます。そして気付くと,色んなことができてしまっているのです。フルマラソン,サイクリング,ボルダリング,医学の勉強など,1人ではやり始められないことを彼女と一緒なら,何でもできることに気づきました。こんなに張り合いのある友人に出会えて,一生分の運を使ってしまったかもしれません。(笑) 次に,大学に入ってから最も力を注いでいる部活動について話します。15年間,競泳一本だった私は,大学では別のことがしたいと思っていました。しかしどうしてか,水泳部の練習見学に足を運んでいて,今までの水泳とは違う,大学水泳に出会い,新たな気持ちで水泳を始めることにしました。高校までの水泳は辛さが大部分でしたが,大学では好きなようにできます。それがすごく楽しいです。楽しいと練習も捗ります。その成果もあり,2年の東医体では50mと100mの自由形で共に優勝することができました。3,4年の東医体は中止になってしまい出場できませんでしたが,5年の東医体では再び2冠を達成することが今の目標です。 このような出会いを作ってくれた信大を選んだ自分には,感謝しかないです。「真田丸」を見て,直感でココだ?と思い大学を選びましたが,直感は正しかったようです! ぜひ,信州大学に来てください。まだまだ語りきれない楽しさが待っています。医学科6年 竹村 光祥出身校:長野県長野高等学校 私が信州大学への入学を決めた理由は長野県が自分の地元であること,また長野県の地域医療に貢献したいという思いからでした。医学部の生活は勉強,部活,友人との遊びなどとても充実しています。勉強に関しては日々の勉強量は多いですが,友人と高め合うことができます。部活は運動系,文化系ともに盛んで様々な友人やたくさんの先輩と繋がりを作ることができます。 また,医学部のある松本市はとても自然が豊かで足を延ばせば安曇野,白馬,蓼科といったリゾート地に行くこともできます。冬にはスキー場も近くウインタースポーツを楽しめることも一つの魅力だと思います。そしてなんといっても松本市を囲むアルプスなどの山々には心を打たれます。勉強や実習など忙しい日々でも,青空の下の美しい山々の壮大な景色を見ることで気持ちがとても晴れます。扉を一つ開けただけで広がるあの景色を見ることができるのは,この松本市以外にはありません。 信州大学医学部の一つの魅力として,1年生から行われる早期体験実習や2年生での臨床医学入門などの実習があると思います。早い段階から実際の医療や介護の現場を見学,体験することで医師として求められる姿や能力を理解し身につけることができます。こういった力は臨床実習,その後の医師としての自分に必ず役に立つと思っています。また地域医療に関した教育もあり,僻地医療だけでなく,ニーズに合った医療を展開する力についても考えることができます。 信州大学は東京,名古屋からも188bet体育_188bet备用网址が良く,全国から人が集まりたくさんの人と交流し様々な文化を学ぶこともできます。魅力溢れる信州大学医学部で皆さんも医学を学んでみませんか。…………………………………………………………………………………………… 学生の声信大に来て本当によかった!大学生活を通して
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