Integrated Report 2022 Shinshu University64「統合報告書2022」を最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。本学における統合報告書の発行も、今年で3回目となりました。第4期中期目標期間の開始に合わせて策定した行動計画「信州大学改革実行プランinGEAR2022-2024」におけるキャッチフレーズでもある、“エンゲージメントと共創の力で実現する、信州大学の価値創造”が今回のコンセプトです。本学の特色ある取組から生まれた実績?成果が、地域社会にどのように還元されているか、また、多様なステークホルダーの皆さまと本学の共創により生み出す新しい価値を具体的にお示ししました。本報告書を通じて、本学の事業活動や地域における役割について少しでもご理解を深めていただければ幸いです。さて、大学を取り巻く環境が急速に変化する中、地方国立大学が「知の拠点」として地域の中で果たす役割は益々重要になっています。DXやグローバル化の進展等、社会情勢の変化に対応するとともに、地域社会のニーズに適切に応える組織であり続けるため、より一層経営改革を加速させる必要があると考えております。しかしながら、運営費交付金等の国による経済的支援の状況は厳しさを増しており、依然として本学の経営をとりまく環境は決して楽観できるものではございません。これからも、我々教職員が一丸となって学長をトップとしたガバナンス体制を支え、徹底的な組織改革、業務効率化や経費削減等の取組を推進してまいりますが、本学の諸活動をより一層進展させていくためには、ステークホルダーの皆様の大学経営に対するご理解と経済的なご支援が不可欠となっていることを痛感しております。本報告書を通して、より多くの皆様に本学を身近な存在に感じていただけるよう、今後も改善を続けて参りますので、お気づきの点がありましたら、次ページのアンケートフォームからご意見をお寄せいただけますと幸いです。本誌をご覧いただいた皆様が、信州大学のファンになっていただけることを切に願っております。今後とも国立大学法人信州大学をよろしくお願い申し上げます。経営企画部 経営企画課総務部 総務課広報室財務部 財務課信州大学統合報告書2022をご覧いただいたみなさまへ
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