5年次 実施報告書
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返し,自分の学びを構成していくという学び方を,上述のように,各教科でも「探究的な学び」として具現しようとしている。 (8)子どもの育ちを評価する方法の開発 小学校や中学校では,毎時間の学びを写真や言葉で振り返り,それらをICT機器を活用してポートフォリオのような形で残す取り組みを進めている。「何を学んだか」だけではなく,「どう学んできたか」という学び方のよさを自覚するためには,有効な手段である。また,校務支援システムを使って各期末や要録の評価?評定を算出?記録したり,採点支援システムを使って,定期テストの採点?記録をしたりと,目的に応じてICTを活用しながら,study-logを蓄積している。 (9)必要となる教育課程の特例 ◆小学校低学年において新設した「学びの領域」の継続 ◆小学校高学年において新設した「英語」「技術」の継続 ◆中学校における「総合的な学習の時間」の充実や「教科等の総合化」への対応 ①小学校低学年における「学びの領域(ことば|かがく|くらし|ひょうげん)」新設への対応 ◆ 領域「ことば」 ア 授業時数 授業時数 イ 目標と内容 【目標】 身の回りにおける言葉の意味?役割に関する見方?考え方を働かせて,事象に対する主観的な価値づけに関する言語活動を通して,言葉による自己表現力?課題探究力?社会参画力を育成する。 【内容】 A 教科「国語」の内容 B 「外国語活動」の内容(第5学年及び第6学年の1(1)と2(1)) C これらの教科等を軸とする横断的な内容 ウ 既存の教科の授業時数変更に伴う対応案 領域「ことば」の授業時数は,現行の「国語」の時数に17~35時間の時数を加える。 ◆ 領域「かがく」 ア 授業時数 授業時数 イ 目標と内容 【目標】 身の回りにおける科学?技術の意味?役割に関する見方?考え方を働かせて,事象に対する客観的な理解?判断に関する科学的な活動を通して,科学?技術による自己表現力?課題探究力?第1学年 323 第1学年 187 第2学年 332 第2学年 228 ‐25‐ 第3学年 第3学年 280 275

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