5年次 実施報告書
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‐46‐ いと思ったことがある。」「②領域の授業(ことば,くらし,ひょうげん,かがく)の授業から,教科の授業になって楽しいと思ったことがある。」である。 それぞれのアンケートについて「とても当てはまる」「やや当てはまる」と回答した子どもは,①については 昨年度65%,本年度77%であった。②については,昨年度88%,本年度85%であった。 領域での学習経験が豊かになっていくことで,「領域という広い枠で学習することに価値を感じている」けれども,成長が進むにしたがって,「教科にのめり込む時間を求めていく」子どもの実態がみえてきた。さらに,4年になって実際に教科を学習してみると,教科にのめり込んで学ぶ楽しさを感じている子どもの実態も見えてきた。このことから,本校の子ども達にとって4年から教科化していくことは実態にあっていると考えている。 (4)小学校において技術科を新設したことは子どもの資質?能力の育成に資するか ①技術科設置によって身近な物事に目を向け問いや疑問をもつことへの意識を耕せている 昨年度と本年度,4~6年の児童にアンケートを行った。項目は「低学年のときに,買った製品を自分で作ってみたいと思ったことがある。」「低学年のときに,買った製品をどうやって作るのか疑問をもったことがある。」である。 それぞれの項目に対して「とても当てはまる」「やや当てはまる」と回答した子どもは,前者については昨年度77%,本年度も77%であった。後者に関しても,昨年度79%,本年度も79%であった。 このことから,本校の子ども達にとって4年から技術科を新設していくことは,身近な物事に目を向ける意識を高めることにつながっており,「感じたことの中身を,技術の見方?考え方を働かせて言葉にする」(感から観へ)という学びを促す起点にもなっていると考えている。 ②技術科の学習は「3つの力」を生かした学びを支えている 自己表現力,課題探究力,社会参画力を生かして学んでいるかどうかを把握するため,児童へのアンケートを行った。項目は「わたしは,技術の時間に,自分の作りたいものを考えたり,自分の作りたいものを製作したりするのが好きだ。(技術?自己表現力)」「わたしは,技術の時間に,この製品をどうやって作るのかと疑問をもったり,自分の願う製品になるよう活動したりしている。(技術?課題探究力)」「わたしは,技術の時間に,友達と協力して作ったり,人の役に立つ製品を作ろうとしたりしている。(技術?社会参画力)」である。 自己表現力についての項目に「当てはまる」「やや当てはまる」と回答した子どもは昨年度92%,本年度91%であった。小学校で技術科を設けることに子どもの抵抗感が少なく,逆に技術科で自己表現力を発揮することを楽しんでいる子どもの姿が見えてきた。 課題探究力についての設問に「当てはまる」「やや当てはまる」と回答した子どもは昨年度84%,本年度88%であった。このことから技術科において,課題探究力を発揮し取り組んでいる子どもの姿も見えてきた。 社会参画力についての設問に「当てはまる」「やや当てはまる」と回答した子どもは昨年度81%,本年度84%であった。このことから技術科において,社会参画力を発揮し取り組んでいる子どもの姿も見えてきた。 (5)小学校において英語科を新設したことは子どもの資質?能力の育成に資するか ①新しい表現への「思いや願い,問い」を抱いている子どもの学びを支える 昨年度と本年度,4~6年の児童にアンケートを行った。項目は「低学年のときに,英語を話せるようになりたいと思ったことがある。」「低学年のときに,英語をどうやって話すか興味を

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