1 2 ◇松本ぼんぼん中止を受け,係の生徒に2D版ぼんぼんを企画するように提案することで,他グループも巻き込み,小規模から中規模の企画へと拡大することができるようにする。 - 27 - 問い (○)学習活動 (?)生徒の意識 (◇)教師の支援 ◇実際に悩んでいる自然グループの「何をしていいか分からない」という言葉を待ち受け,「繋がれるものはないか他グループの実践を聞いて確かめたらどう」と問い返すことで,PRするには松本ぼんぼんが一番だということを全体共有できるようにする。 2年D組 担任:駒村 俊一 テーマ:松本PR~松本のよさを知ろう~ 1 育成を目指す資質?能力 【知識及び技能】 コロナの影響で松本ぼんぼんへの参加を諦めかけては違った方法を見つけ,何度もパン作りに挑戦し,何回も縄手通りを歩き回り,何個も手まりを作り,井戸水のPR方法を思考錯誤し,それぞれに必要な知識及び技能を身に付け,松本PRのためには,自分が興味をもった事象にとことん向き合う必要があることを理解している。 【思考力,判断力,表現力】 松本をPRするにはどうしたらよいのか,本当のゴールは松本PRなのか,と問い続けながら自分の経験と総合的な学習の時間での体験を結び付け,自分で必要な情報を調べたり,取捨選択したりして,発表やまとめをすることができるようにする。 【学びに向かう人間性等】 自分が興味をもった事象と向き合うともに,仲間と協力しながら,松本のよさを積極的に広めようとする態度を養う。 2 学習対象となる材(「 」を取り巻く主な「もの?ひと?こと」) 【もの】手まり,パン,水,手づくりパンフレット(松本城,旧開智学校,縄手通り) 【ひと】松本商工会議所の方(文化),パン屋3店のスタッフ(食) 松本市役所の方 (自然),縄手通りにあるお店の方(歴史) etc 【こと】松本ぼんぼん 3 年間指導計画(カレンダー) 学年 自分たちが住んでいる松本のよさを伝えよう 〇4つのグループで活動を始める ?松本ぼんぼんと松本手まりをPRしよう(文化) ?パンをPRしよう(食) ?水をPRしよう(自然) ?縄手通り,松本城,旧開智学校,歴史上の人物をPRしよう(歴史) PRするのはいいけど,グループ毎バラバラでいいのだろうか(1月) 〇4つのグループでつながりを見つける ?手まりの美しさを伝えるのはもちろん,誰かに渡したり,売ったり,展示したりしたいな(文化) ?パンの美味しさはもちろん,試食してもらったり,売ったりしたいな。(食) ?井戸の軟らかさ?冷たさ?味?飲みやすさを自分たちなりに伝えたい。(自然) ?全国の人に,松本の歴史を私たちにしか作れないパンフレットにして渡そう。(歴史) ?全部につながるのは,松本ぼんぼんかもしれない。(文化) 自分たち自身が楽しめば,一番のPRになるのではないだろうか(3月) 〇4つのグループで新たな活動が始める。 ?松本手まりと普通の手まりの縫い方やデザインの違いが分からない。保存会の方に聞いてみたいな。(文化) ?地産地消のパン(カレー,はちみつ,りんご)をつくりたいな。(食) ?松本の井戸と附中の梅を生かして,梅サイダーをつくりたいな。(自然) ?縄手通りの1時間,2時間コースの散策コースを紹介したいな。(歴史) 松本ぼんぼんが中止になってしまった,何ができるだろうか(6月) 〇それぞれのグループでできることを考える。 ?2D版松本ぼんぼんを開催しよう。Tシャツを着よう(文化) ?みんなで手まりを作れたらいいな。(文化) ?みんなでパンを作って,食べよう。(食) ?パンやジャムづくりに井戸水が使えないかな。(自然) ?ぼんぼんでパンフレットを渡せるように今は調べよう(歴史)
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