附属松本中5年次 別冊資料
52/58

-48- ?問いをもって、子ども達一人ひとりが探求する姿は私の学校でも目指している子ども達の姿です。「探求的な学びをデザインする」ために学習材を選ぶ際にどんなことを大切にしているか詳しく知りたくなりました。 ?今回の学習指導要領改訂における一つのキーワードが「探究」であると考えます。誰が「探究」するのか、そこに教師がどう関わるのか、これらを考える機会をいただきました。 ?自分の中で改めて大切にしていきたいと思ったのは、教材188bet体育_188bet备用网址についてでした。教材188bet体育_188bet备用网址は子どもたちの学びが始まる前に終わらせるものではなく、子どもと歩みながら進めていくものだということ。それは、まず子ども抜きに考える素材188bet体育_188bet备用网址とは違って、子どもを中心に据えたその材の魅力を教師がどうとらえ、構想していくかということが大事になってくると思いました。そうしていくことで、目の前の子どもの姿をどう価値づけられるかが決まってくる気がします。その子どもと歩んでいくとき、新たな教材188bet体育_188bet备用网址をしていくことができる。そういうイメージを持つことができました。 ?今回の授業だけをみると、特定の子どものよさから始まっていても、もう少し広い範囲の子どもたちでは、そのよさがいかされきれていない気がしました。もっと幅広く子どもたちを見た上で、単元展開や教材188bet体育_188bet备用网址を行っていくと更に良いと感じました。 ?子どもの興味を広げていけるよう様々な環境が整っているように感じました。子ども達がやりたいことを発信し、その言葉や姿から保育者が汲み取り実現へ向けえて共に試行錯誤している様子が見られました。幼児期はやってみたい?やりたいことを沢山見つけられることを大切にしていきたいため、子ども達の楽しんでいることや面白さを感じていることを汲み取り、発展できるような素材等用意していきたいと思います。貴園のような環境を整える事は難しいですが、素材の使い方や用意の仕方、子ども達が何を楽しんでいるか考える中で一番大切にしたいことを考えて子ども達の興味を積み重ねてあげられるようにしたいと思います。 ?幼から小への学びのつながりをとても羨ましく感じます。 ?幼小中と連続した学びを捉えられる学校は、全国にもなかなかないと思うからです。 ?子ども主体の保育について、とても参考となりました。 ?信州大教育学部附属特別支援学校の実践から多く学んできたという経緯があります。今回、なぜ、特別支援学校が入っていなかったのかが不思議です。「探求的な学び」についても、「多様性への対応」についても、信州大附属校として一緒に取り組んでもよいのではないかと思います。地理的なことが関係しているならば、発表の仕方に工夫をすれば可能になるのではないかと思いますが如何でしょうか。 ?単元のデザインが生徒にもしっかりと伝わっていることで、生徒も探求的に取り組むことができているのかなと思いました。 ?子どものよさを捉えようとすれば、どうしても教師が多角的な視点で生徒を見るようになると思う。それが大事ではないか。そこからスタートすることで、今までとは違うアプローチで指導していくことが可能になると思うのでいいと思う。 ?「子どものよさからはじまる」というところで、「からはじまる」のだが、その前提として、子どものよさを待つのではなく、教師の主体性が求められると感じた。このテーマを私も大事にしたいと思うと、子どもと向き合う私自身が更新され、子どもとつくる授業に繋がっていきそうだと思ったからです。そこにはつくるという時間の中で、どういうことを子どもと探究していきたいかが、私自身も求めていきたいと思いました。

元のページ  ../index.html#52

このブックを見る