(2)幼小中一貫教育の実現に関する評価方法 - 34 - 1 実施の効果の検証方向についてあああああああああああああああああああああああ(1)基本方針:学びの評価「何をどのように学び,何ができるようになるのか」 新しい時代を生き抜く園児?児童?生徒が,何事に対しても主体的に取り組もうとする意欲や他者と協働しながら問題解決を図っていく資質?能力を育成するために,児童?生徒の学びの状況から具体的な支援の手立てを見出し,「児童?生徒が,何をどのように学び,何ができるようになるのか」を総合的に評価する。 ①「何をどのように学ぶか」についての評価の方針 学びの対象については,育成すべき資質?能力の視点から,幼小中を通じ遊び?領域?教科を“縦に”貫く力を明確に捉え,各学年の発達段階に応じて評価するとともに,各学年の教科?領域等で習得すべき力及び教科?領域を“縦に”貫く力を内容?活動に即して評価する。一方,学びの方法については,前述の力を習得していくにあたり,全人教育の立場から児童?生徒が「全き人」(Homo totus)として,どのように「ひと?もの?こと」と互恵的な関わりを深め高めるとともに組織化?活用できたのかを質的に評価する。 ②「なにができるようになるか」についての評価方針 学びの成果については,課題の発見や解決に向けた探究的な学びの過程に伴う,学びへの関心?意欲?態度,学び方等の変容について評価する。特に,教科?領域等で習得した力を実社会や実生活の中で活用した成果を主体的?協働的に表現することを重視する。 ①幼小中一貫校としての「信州ラウンドテーブル2022」の開催 本年度は,幼小中一貫の視座から「信州ラウンドテーブル2022」を実施した。「遊び」「遊びの領域化」「領域の教科化」「教科等の総合化」の保育?授業を公開した。保育?授業を語る会を開いて,学外の教育学188bet体育_188bet备用网址者及び来校者から「自己表現している姿」「課題探究している姿」「社会参画している姿」の3つの側面から子どもの資質?能力の伸長や教師の支援,幼小中一貫の教育課程について評価をいただいた。令和5年度(188bet体育_188bet备用网址開発最終年度)は,幼小中共通のテーマで,幼小中一貫校としての公開188bet体育_188bet备用网址会を開催する予定である。 ②児童?生徒への評価 「児童?生徒への効果」については,「本学校園の事例と成果」及び「全国学力?学習状況調査」や「自己評価アンケート」,「卒業生へのインタビュー調査」の結果から評価した。 ③小学校高学年における英語科,技術科の新設の効果 小学校高学年における英語科,技術科の新設の効果については,「自己評価アンケート」及び,小学校で英語科,技術科の内容を学んできている生徒と,中学校英語科教員,技術科教員への聞き取りから評価した。 ④教師への効果,保護者への効果 「教師への効果」,「保護者への効果」については,「自己評価アンケート」から評価した。 Ⅳ 188bet体育_188bet备用网址開発の結果及びその分析
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