6年次 別冊資料
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-52- らいでした。活動の中で,自分の感じた秋の魅力と出会いなおし,「ほしい」を伝えているうちに,自分の写真や選んだ秋の魅力が「えらばれてうれしいな」,そしてだんだんにもらいにいくことよりも自分の写真のいいところを「おすすめしたいな」とどんどんたくさんの子関わりが増え,言葉もふえていきました。1時間の間に,互いのみつけたちがうよさを認め合い,よさがひびきあい,もっともっと人と話したくなる,もっともっと人と関わりたくなる,その中に「オディ先生にも伝えたい」「覚えた英語をつかってみたい」の気持ちがたくさん生まれているように感じました。どんなに単語を覚えても,伝えたい思いがなければ使わないし,覚えようとも思わない。Kさんはきっと“Dragonfly”の単語を話すたびに,みんなと過ごした秋の思い出もともに思い出すのだろうなと思いました。「楽しかったこと」は覚えている,「楽しいこと」は繰り返すということを言われたことがありますが,そのことを思い出す時間でした。教科書の内容も増え,たくさん教えなくてはと焦る日々でしたが,こういう時間が,これから先,もっとグローバルになっていく社会の中で生きていく子どもたちに,英語や異文化への抵抗をできるだけなく,もっともっと外国語にふれていきたい,異文化やたくさんの人と出会っていきたいと思える子どもたちの心の土壌をぐんぐん育くんでいくのだろうなあと思いました。そして伝えたい思いが自分にあるからこそ,友だちのことばも,これから出会うたくさんのことばも大切にしたいと思う子どもたちになっていくんだろうなあと,あたたかくかかわる子どもたちの姿から感じました。 またそれを支えていたのは,先生の子どもたちの思いを真ん中にされた授業構想,そして,授業のなかで「あなたの見つけた秋の魅力は?」と一人ひとりに英語で問いながら,その子のみつけた秋の良さを伝わることばに一緒にしてくれることでその子自身の良さを認められているような心地よさがあり,あたたかい空間の中で子どもたちが安心して活動いけるところが大きかったのかなと思いました。 正直,活動時間が30分は長すぎるのでは?と思っていました。でもその中で,子どもたちがどんどん活動を自分たちでひろげ,学びつづけていく姿に驚きました。子どもたちにとって,学び続けたくなる授業を目指して私も取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。 ○日々の授業実践に困り感を抱いていた中での今回の授業参観でした。実物を目で見て,においをかいで,味わって,触って…。生き生きと授業に取り組む生徒の姿を見て,私もこんな授業がしたいとまた思わせていただきました。学習課題は,全体共通の課題があるわけではなく,個々の予想に基いて自分の調べたいものを調べ,まとめるという展開は,個別最適な学びの一つなのだなと感じました。ICTの活用についても,私も進めていかなければなと刺激を受けました。授業の細かいことは私はまだ勉強不足でわからないのですが,「やっぱり私がしたい授業はこういう授業だ」ということを再確認でき,参加させていただき本当に良かったと感じました。白井先生,授業を参観させていただきありがとうございました。 語る会では,自分の漠然とした困り感を正直に話すと,たくさんの先生方が親身になって聞いてくださってとても心強かったです。ありがとうございました。 ○一人ひとりのペースを大事に,朝の準備からだんだんと活動が始まっていく自然な学びの姿を見ることができました。また,ごっこ遊びを中心に,先生とのやりとりで自己表現し,友達と安心して関わる子どもたちを微笑ましく参観させていただきました。 ○授業の導入では,子どもたちが少し遠い世界のことのように災害について話していましたが,1時間の授業を通して災害がぐっと自分事になったなぁと思いました。清水先生が提示された学習材が子どもたちの知的好奇心をくすぐり,一生懸命自分の身近な災害について調べる様子が心に残りました。語る会で,他の先生方もおっしゃっていましたが,子どもたちがICT機器を上手に活用する姿からも学ばせていただきました。 ○子ども達の「次はこうしたい思いが実現できるよう,細かな配慮(自分で切るためにガイド線としてビニールテープを貼るなど)がされたシンプルながら整った環境構成がとても参考になりました。 語る会では小学校の先生方から学校の様子なども伺うことができて勉強になりました。もう少し時間があれば良かったと思います。 ○作図を進める中でなかで徐々に円が見えてくる子,最初から円が見えているかのように作図をする子がいるなかで,見えない円に苦戦する子もいました。しかし,1つ目の課題を通して円の存在に気づいたのか,2つ目の課題では「はっ!分かった!」と笑顔で取り組む子もいました。素敵な授業を見させていただきありがとうございました。 ○教科書にある問題ですが,子どもたちへの出し方や追究の持ち方を変えることによってこんなにも輝く材になるんだなぁと感じる授業でした。 ?やらされ感がない,3東の子どもたちからエネルギーを感じました。やる気に満ち溢れていました。やはりこれは幼稚園~小学校低学年の教育が大きく関わってきているということでしょうか。 ?全体追究(全員でかき方を確認する時間)は無くて大正解だったと思います。個で追究していく子,ペアで話し合ったりしていく子,教師が支援に入ることで子どもたち全員が課題をクリアしていました。 ?子どもたちは「コンパスは円をかくもの」と捉えているように思いました。これからの学習の中で「コンパスはながさを写し取るもの」という新たな見方で扱えていけたらいいですね。 ○とても良い授業を見させていただいた。 <② 基調講演について感想をお書きください。> ○ラウンドテーブルに向けて,前向きな気持ちで参加することのできるようなご講演でした。ありがとうございました。 ○語りと傾聴が,省察的実践者として授業改善していくための大切な要素であることを学んだ。 ○どのように先生方と研修を積んでいけばいいのか,考えるきっかけになりました。 ○ラウンドドテーブルを実施する価値づけをしていただき,見通しをもって午後に臨める良い時間でした。また,教師自身の研修の必要性,研修の仕方,188bet体育_188bet备用网址で行なっているレポート作りや接し方など,今,自分達が行なっている188bet体育_188bet备用网址の流れも価値づけていただき,意欲の向上につながりました。ありがとうございました。

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