(5)ひょうげん領域と既存教科との関連 (自然科学)A算数的B理科的C技術的かがく 領域 数学的な表現を用いて事象や過程を簡潔?明瞭?的確に表したり柔軟に表したりする 観察や活動からわかったことを事実に基づいて説明する 構想図や設計図,レポートに自らの考えを表現し,相手に伝える 自己表現力 感性や身体を十分に働かせ,対象の魅力や特徴について,感じたことや考えたことを,身体や言葉を用いて表現したり,他者に伝えたりすることができる。 <既存教科?領域との関連> <既存教科?領域との関連> <ひょうげん領域の特徴> かがく領域で育みたい『3つの力』 自己表現力 ひょうげん領域で育みたい『3つの力』 対象のよさや課題などの気付きから,対象についての自分なりの見方や感じ方を深めることができる。 表現への思いや意図を見いだし,それらを表現するためのアイディアや構想を考えることができる。 かがく的探究の過程として,自ら問いを見いだし,計画し,試行し,実行し,改善して,解決することができる。 <かがく領域の特徴> 課題探究力 基礎的?基本的な数量や図形の性質などを見いだし,統合的?発展的に考察する 自然事象の共通点や相違点に気付き,問題を見いだす 目的や条件に応じて,製作や情報処理の手順を論理的に考える 課題探究力 - 5 - る 使えるものを使って,仲間とよりよい生活や社会に向けて,合理的な判断と決定に基づいて協働することができる。 社会参画力 数理的な処理のよさに気づき,生活や学習に活用しようとする 自然事象や日常生活等に適用す他者と共に考えたり,表現したりしながら,他者とつながる 他者と共に考えたり,表現したりしながら,他者とつながることの心地よさや喜びを味わうことができる。 社会参画力 (4)かがく領域と既存教科との関連 身の回りにおける自然科学に関する見方?考え方を働かせて,遊んだり作ったりする自然科学的な活動を通して,自然科学をたのしむ自己表現力?課題探究力?社会参画力を育むことができるようにする。 自らの探究の過程や結果を,自分らしく適切に合理的に表現することができる。 かがく領域は主に,低学年「算数科」?理科?「生活科」と対応する。1~3学年算数科,3学年理科は現行の学習内容を該当学年で扱う。1~2学年生活科は,現行の生活科で行われる活動の中から,技術科や,理科に関わるものを取り上げる。 幼稚園における遊びの姿を,自然科学の見方?考え方を働かせながら「かがく的探究」をたのしむ視点から捉え直す。自然科学的事象を繰り返し試行錯誤する活動を通して,算数的視点,理科的視点,技術的視点で事象を捉えたり,合理的に考えたり表現したりすることで,自然科学をたのしむ『3つの力』を育むことができるようにする。 身体で感じることの意味?役割に関する見方?考え方を働かせて,事象に対する主観的な価値づけに関する表現活動を通して,表現することによる自己表現力?課題探究力?社会参画力を育むことができるようにする。 ひょうげん領域は主に,低学年では「音楽科」「図画工作科」「体育科(体育分野)」と対応する。1~3学年各教科の現行の学習内容を該当学年で扱う。 幼稚園における遊びの姿を,感性や想像力の高まりの面から捉え直す。子どもの暮らしの中の身体を通して感じることに着目し,子どもが繰り返し活動することで,音や音楽に対する感覚や,対象の手触り,自身の身体感覚といった感性を育むことができるようにする。子どもの表現への思いを捉え,材や場を吟味しながら,思いを表現したり,他者へ伝えたりすることを通して,新たな表現へとつなげていくことができるようにする。
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