お酒06飯綱町町長峯村 勝盛 さん株式会社丸世酒造店蔵元杜氏関 晋司 さんIn a daze Brewing合同会社代 表冨成 和枝 さん「勢正宗 信大仕込み」(左)と2023年の「関東信越国税局酒類鑑評会」純米酒の部で特別賞を受けた「勢正宗」(右)(左から)Bonding Flux/伊知古/HAZY DAZE with 山ぶどう/だいじょうぶどうエール農学部で学んだ縁で信州大学と関わりの深いビールづくりをしています。ヤマブドウ「信大-W3」、夏秋イチゴ「信大BS8-9」といった独自品種の農産物を使ったビールは、お客さんからの評価が高い人気の商品。「信大クリスタル」の浄水技術を導入した「Bonding Flux」は伊那谷本来の水の特徴を活かすことにつながっています。実は、一度は地元の愛知に帰り就職しました。でもまた戻ってきたのは、農学部も含めて伊那に強い魅力を感じているからなのでしょうね。第二の故郷とも言えるこの地でこれからもビールづくりを通して農学部や伊那の魅力を伝えていければと思います。伝統的な製造技術には進化させる余地がほとんど残っていない、でももっと美味しい日本酒を作りたいー。そう考えていた時、出会ったのが信州大学の最新技術「信大クリスタル」でした。この技術を導入してつくった「信大仕込み」はきれいな味わいを実現するとともに、酸化が抑えられて商品の品質安定にもつながっています。現在、弊社の日本酒すべてに信大クリスタルで浄水した水を使用していますが、そのうちの「勢正宗」が2023年の「関東信越国税局酒類鑑評会」純米酒の部で、特別賞を受けました。新たな挑戦が評価され、嬉しく思っています。 飯綱町では50種類以上のりんごを栽培しており、町の特産物であるりんごを用いた機能性加工品開発の188bet体育_188bet备用网址を行っていたところ、信州大学からりんごの「天然色素抽出液」の製造のお話をいただきました。 廃棄するりんごの皮や果実を有効活用し、環境にやさしく、効果的にポリフェノールが摂取できるという点で、高付加価値の新たな特産品として製造販売できると確信しました。 今回のフルーツエール「COEDO香琳-Kourin-」の完成をきっかけに、引き続き、「天然色素抽出液」の製造と高付加価値の商品開発を進めてまいります。これからも、信州大学と連携しながら“日本一のりんごの町”を目指していきたいですね。信大クリスタルが搭載された浄水器発酵タンクが並ぶ醸造ルームりんごの天然色素抽出液の製造風景COEDO香琳-Kourin-信大クリスタルの水を使うことで“伝統の一歩先”に進めることが出来ました“第二の故郷”とも言える伊那でビールを通じて信大や地域の魅力を伝えたい“日本一のりんごの町”へ信大との連携は重要な要素です関連のージ援
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