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502021年に設置を始めた松本市ではこの2年間に「swee」で5万8,000Lの水が給水された、とした発表(※2)がありました。これを500mlペットボトルに換算すると、実に11万6,000本相当になり、非常に多くのペットボトルごみを削減したことになります。また、この量の使い捨てペットボトル削減によるCO2削減効果は、500mlペットボトル1本あたりのCO2排出量を224.5g(※3)とすると、なんと26.04tにもなることがわかりました。CO2の削減は、まさに全世界を挙げて取り組む喫緊の課題であり、SDGs実現に向けて、ここ長野県から新しい取り組みが始まっています。信州の水は世界でも有数の美味しさを誇りますが、「swee」は信州大学が開発した「信大クリスタル」を搭載しているため、より安全で美味しい水が給水できます。「swee」に搭載した重金属吸着結晶「信大クリスタル」(三チタン酸ナトリウム)は古い水道管などから溶け出すことがある有害な重金属(鉛、鉄、銅等)を選択的かつ高効率に除去することが可能で、金属イオンの除去率は99%以上を誇ります。信州の水はアルプスをはじめとする山々を起源とし、また適度なミネラル分を含んでいます。「信大クリスタル」を活用した「swee」ならこのミネラル分を残しながら浄水することができ、信州の個性を生かした美味しい水を提供できるのも魅力です。CO?/トン3025201510500mlペットボトル(国産)CO?排出量:239g(※4) ステンレスボトル(100回使用)CO?排出量:14.5g(※4)(※2)2023年10月30日松本市市政記者会での報道発表(※3)三木暁子、中谷隼、平尾雅彦(2010)「消費者のためのライフサイクル評価による飲料水利用のシナリオ分析」環境科学会誌2010年23巻6号p.447-458(※4)CO?排出量は(※3)を参照し、「飲料水500mLの消費」を基準として算出された値0327.72t1.68t松本市における「swee」設置後のCO2排出量比較総給水量58,000L/500mlペットボトル116,000本相当重金属イオン除去イメージCG動画26.04t削減「swee」の設置により松本市ではこの2年間で約11万6,000本のペットボトルを削減しました。信州大学発の「信大クリスタル」が信州の水をより安全に、美味しくします。TOPICS

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