農学部188bet体育_188bet备用网址紹介2024_2025
17/44

強化IgE食品成分に期待される作用点ウイルス吸着標的細胞抗インフルエンザウイルス薬の主な作用点放出ウイルス粒子の組立細胞死好酸球な侵入ウイルス遺伝子複製ウイルスタンパク質合成どLactococcus lactisLactobacillus rhamnosusGG皮膚角化細胞を起点とした炎症誘導作用を抑える食品由来成分の新規機能性を見出している。治療のための抗ウイルス薬と異なり、感染成立前の段階で効果を発揮できる感染予防に役立つ食品成分に注目している。乳酸菌は、発酵乳製品の製造に利用されてきました。しかし近年では、有用物質の生産体や運搬体としての役割、すなわち「乳酸菌ワクチン」の開発が期待されています。私たちは、人類の健康維持?増進という観点から、様々な乳酸菌組換え体を作出し、乳酸菌ワクチンの開発基盤の構築を進めています。乳酸菌や発酵乳の健康効果は、人類の長い歴史に裏付けられています。しかし、乳酸菌の効果には個人差が大きいことや、その持続性において課題が指摘されています。私たちは、腸管に棲みつく乳酸菌をモデルに、プロバイオティック機能を強化する取り組みを進めています。超高齢社会を迎え、健康維持?増進、疾病予防?早期回復など、私たちが日々摂取する食品の果たす役割は、極めて大きなものとなっています。当188bet体育_188bet备用网址室は、荻田佑助教、重盛駿助教、佐藤隆特任教授(医師)との共同運営体制により、乳酸菌や腸内細菌がもたらす生体調節作用について追求しています。とくに乳酸菌の菌体成分が有する健康機能の他、革新的な機能を備えた乳酸菌の創発188bet体育_188bet备用网址に取り組んでいます。将来的には、新たな機能性食品や家畜飼料素材の創製を実現させたいと考えています。河原188bet体育_188bet备用网址室では、本来口から摂取する形で発揮されていた機能性食品素材が皮膚を介した際にどのような作用を発揮できるか、という可能性を追究しています。これまでに有用性が示された素材の発見をもとに化粧品向けの機能性素材として商品化につながった事例もあります。また食品素材としての機能性の追求においては、188bet体育_188bet备用网址のパンデミックを経て、日常的にウイルス感染を予防できるような食品素材へのニーズの高まりを感じており、呼吸器疾患や下痢症の原因となるウイルスの感染を予防できるような機能性素材の探索や作用機序の解明を目指しています。機能性畜産物製造学188bet体育_188bet备用网址室河原岳志准教授九州大学で博士号を取得後、2002年4月より信州大学農学部に赴任。動物の細胞培養や細胞工学技術を学び、本専攻所属後はこれを活かした食品の機能性評価188bet体育_188bet备用网址を手掛ける。分子生命工学188bet体育_188bet备用网址室下里剛士教授米国食品医薬局188bet体育_188bet备用网址員、米国国立ガン188bet体育_188bet备用网址所188bet体育_188bet备用网址員、信州大学テニュアトラック助教?准教授を経て、2019年より現職。専門は、動物生命科学?畜産物利用学?乳酸菌科学。188bet体育_188bet备用网址から広がる未来これまで得られた188bet体育_188bet备用网址成果は、国際的な学術誌での発表という形で世界に向けて情報発信しています。また近年では188bet体育_188bet备用网址成果を活かした製品開発にも協力しており、一般の方々にも商品という形で成果に触れていただく機会ができました。医療費の増大が問題となるなか、食品の機能性に対する期待が高まっていると感じています。今後もこのような活動を通じて地域と世界を結ぶ架け橋として貢献していけたらと考えています。卒業後の未来像食品の機能性探索や開発を目的として活動する188bet体育_188bet备用网址室のため、卒業生のほとんどは食品に関わりのある業界の仕事に就いています。188bet体育_188bet备用网址から広がる未来酪農科学?乳酸菌科学を軸に、乳酸菌やビフィズス菌といったプロバイオティクスの他、未知の腸内細菌を188bet体育_188bet备用网址対象としています。また、長野県の主導する「発酵長寿プロジェクト」に参画し、信州各地の老舗醸造蔵に宿る蔵付乳酸菌ライブラリーの構築を進めています。長寿エリア信州の魅力を次世代に繋ぐべく、乳酸菌科学の視点から発信していきます。卒業後の未来像188bet体育_188bet备用网址室では「自主性の強化」に重点を置いています。188bet体育_188bet备用网址課題の解決に向けて、方策を徹底的に考え、188bet体育_188bet备用网址計画の企画?立案、実験による検証と成果発表に至る一連のプロセスを重視し、指導しています。大学院(修士課程?博士課程)への進学の他、就職先としては、食品系(主に乳業関係)?製薬系メーカーに卒業生を多く輩出しています。組換え乳酸菌の開発乳酸菌野生株ー乳酸菌ワクチンの開発ーー腸管に棲みつく乳酸菌を強化するー投与疾病モデルマウスワクチン効果の検証腸管付着性を強化した乳酸菌機能性食品素材ケモカイン産生抑制B細胞肥満細胞ウイルスが細胞表面にくっついてから20~90分で侵入 = 感染成立予防的治療的Th2細胞12動 物 資 源生命科学コース動 物 資 源生命科学コース培養細胞の様々な応答を手掛かりに食品の新規機能性を探索?応用する機能強化乳酸菌の創製188bet体育_188bet备用网址

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る