ビジョン?経営戦略活動実績ガバナンス人と地域の資産財務情報TOPICS教育学部では、本学の附属学校や公立校において、ICT機器の導入を通じた「校務DX」に取り組み、学校の働き方改革を行っています。校務文書をデジタル化しクラウド上で共有することで、文書の作成?回覧に要する時間を短縮し、教員間の情報共有?決裁手続きの効率化を図っています。また、保護者からの欠席連絡や学年便りなどの発信もデジタル化し、情報伝達の確実性、情報活用の利便性を向上させています。さらに、DXで教員の事務作業の負担軽減も図っており、子どもたちと関わる時間を増やすことにつながっています。これらの取り組みや効果については、ウェブページや「長野県教員の働き方改革フォーラム」などの企画を通じて学外に展開しています。TOPICS教育学部では、2023年度入学生から、独自の履修認定制度として「STEAM教育認定プログラム」を開設しました。これは、専門領域での学修に加えて、STEAM教育に対する理解と経験を養うための学習機会を提供するものです。STEAM教育については、教育職員免許法で履修方法が整備されていませんが、本学ではその重要性を認識しプログラムを開設することとしました。探究的な学習の指導に必要となるSTEAM的な考え方や教科横断的な学びの基礎を理解し、STEAM教育を実践できる基礎的指導力を持った教員の育成を目指します。DATA43Integrated Report 2024 Shinshu University信州大学教育学部附属学校園では“学び続ける教員の養成拠点”として、附属学校教員、教職大学院生及び地域の学校教員がともに研修し、公開188bet体育_188bet备用网址会をはじめとした188bet体育_188bet备用网址活動等を通じて力量を高めています。例えば、県内市町村教育委員会や学校を対象としたGIGAスクールオンライン研修の配信など、GIGAスクール構想やクラウド活用推進に向けた取り組みを行っています。また、地方自治体の教育委員会や学校に対し、ICTを活用した授業に関する指導助言?研修、校務?業務のDXの支援を実施しています。さらに、学生校務デジタル化の実績はこちらからご覧いただけます。によるICT活用に関するオンライン教員研修の実施等を通して、学校現場への貢献や、教員の指導力向上に努めています。2023年度入学生から教育学部では「STEAM教育認定プログラム」を開設し、教育現場でSTEAM教育※を実践できる基礎的指導力を持った教員の育成を目指しています。“令和の日本型学校教育”を担う高い資質·能力を備えた、これからの学校教育を支える教員の養成に向けて、地域の様々な団体と連携しながら、共に発展してまいります。※STEAM教育:Science(科学)、Technology(テクノロジー)、Engineering(工学?ものづくり)、Art(芸術/リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字をとって命名された教育?学習のアプローチ。教科横断的な学習や、探究、課題解決?問題解決型の学習を重視しており、世界的な潮流になっています。学校と保護者間の連絡のデジタル化「学び続ける教員の養成拠点」として「校務DX」で、学校の働き方改革を推進「STEAM教育認定プログラム」を開設1年生2?4年生教科に関する専門的事項等(STEAMを深める)4年生STEAM教育授業づくり(STEAM教育の実践を構想する)STEAM教育概論(STEAM教育を知る)プログラム認定証授与実例:01配布物をクラウド化実例:04教員間での連絡?連携でスムーズ化共同編集機能の活用実例:02実例:052023年度の教育学部卒業生教員間での情報共有ペーパーレス化地域連携実例:03実例:06会議等の5667.4135239人と地域の資産長野県の教育を支える長野県の教育を支える信州大学教育学部の前身校、明治の長野県師範学校から、教育県長野県を支え続けた歴史と誇りは脈々と受け継がれています。004
元のページ ../index.html#45