?環境エネルギー政策論?再生可能エネルギー概論?環境のためのナノカーボン、エネルギー材料、水処理?緑と水の保全学?農山村と環境?森林サイエンス?環境と材料科学&生物科学?動物と人間社会?環境保全論入門?生物と環境?環境共存の社会学入門?環境問題の社会学入門?環境マインド実践基礎論?自然環境と文化?ネイチャーライティングのすすめ?環境文学のすすめ?ライフサイクルアセスメント入門?自然環境政策概論?土壌学ゼミ?環境マネジメント入門ゼミ?信州生態資源ゼミ?モノを■るアプローチゼミ?ドイツ環境ゼミ?生物多様性保全ゼミ?環境心理学ゼミ?Low Energy Building(省エネルギー住宅)ゼミ?環境リーダーシップ入門ゼミ?信州の国立公園を考えるゼミ?環境マインド実践ゼミⅠ?環境マインド実践ゼミⅡ地球社会を持続可能なものとしていくには、環境問題を個人と社会システム双方のレベルにおいて正面から受け止め、その解決がはかられなければなりません。とりわけエネルギー選択の有り様とその転換の要請は、「脱炭素社会」を実現するための主要な争点となっています。前半部では、環境問題とエネルギー問題の社会史を通史的に振り返った上で、講義および映像や文献資料を通じて環境エネルギー政策の基本問題群について把握します。次に、エネルギー転換とそのための政策形成と政策実施過程の諸相を、地域に力点を置いて実践的に把握します。後半部では、地域に根ざした環境エネルギー政策のあり方を具現化するための社会イノベーションについて把握します。各回を通じて、適宜、映像など視聴覚資料を用いて具体的な理解を促すとともに、途中で複数回、グループディスカッションやグループ学習、プレゼンテーションの機会を設け、現在進行形の社会的課題を取り上げるに相応しいアクティブラーニング的要素を盛り込みます。国際レベル、国、そして地方のレベルにおける環境エネルギー政策について把握することを通じて、受講者が将来、生活者?市民?企業人?行政?専門家など、それぞれの立場で、環境問題解決過程の担い手となるための視座を獲得します。ほとんどの環境問題は人間の社会的営みとかかわっています。今日にいたるまで、自然破壊や環境汚染によって被害や苦痛を受けてきた人びとは数知れません。また、多くの場合、環境問題の原因は社会的なものであり、問題解決のためには科学技術による対応のみならず社会全体の対応が求められているということができます。本講では、環境社会学の理論的思考や実践的188bet体育_188bet备用网址方法を学んだ上で、環境問題に対する自分なりの考察や批判ができることを目標とします。論点として、第一に環境問題の加害?被害構造、制度?組織の特性、第二に環境行動?運動の契機とその結果、集団行動の困難?障害について、世界中で起こっているさまざまな環境問題を例に考えていきます。また、環境社会学は、人間が作り出した環境問題の解決を志向する「行動する社会学」でもあります。受講生には、この講義を通じて、自らの生活実践への示唆についても積極的に学びとってくれることを期待します。本授業は男女共同参画に関する内容を含んでいます。国立公園は我が国を代表する傑出した風景地を守るための仕組みです。その実現のためには対象となる自然を知ることはとても大切です。しかし国立公園は風景を守るだけではなく、保護と利用のバランスを図ることが欠かせません。現在の国立公園は、気候変動の影響を強く受け、生物多様性の危機に見舞われています。シカやサルなどの野生動物との共生、少子高齢化の中での維持管理のあり方、国立公園としての脱炭素の取り組み、海外まで見据えた情報発信のあり方など、多種多様な課題を抱えています。このゼミでは、ただ、自然を知るだけにとどまらず、一人ひとりが、国立公園が抱える諸問題の中から興味をもったテーマについて、探求を深めていきます。あわせて、実際に中部山岳国立公園の核心地域である上高地と乗鞍を訪問し、国立公園の魅力を満喫しつつ、これらの地域が抱える問題を自分の目で確かめていきます。さらに、これらの地域で取り組まれている国立公園を守る活動に参加して国立公園への理解を深めるとともに、人と自然との関係について考えを深め、環境マインドの涵養に努めます。環境への環境科学信州大学の全ての学生は、共通教育科目の教養系「環境科学」から、必ず1科目(2単位)以上を履修します。環境科学は、次の内容から構成されています。「環境エネルギー政策論」「環境問題の社会学入門」「信州の国立公園を考えるゼミ」環境科学は、人間とそれをとりまく自然的、物理的、化学的環境との相互作用を扱い、その関係を持続的に維持するための方法論の体系です。信州大学では、単に理論だけでなく、全学を挙げてエコキャンパスを構築し、その継続的改善という実践を通じて「環境マインドをもつ人材の養成」に力を入れてきました。「環境マインド」とは、人と自然を愛する心の豊かさを志向しつつ、現代社会が直面する環境問題を科学的に理解し、問題解決に向けて行動する精神のことです。2-1 環境教育授業科目授業の概要の例2102取り組み環境マインドの醸成
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