9月16日(土)、信州大学農学部と蓼科バラクライングリッシュガーデンとの共催による「緑化環境フェスティバル―イングリッシュガーデンは地球を救う―」を開催しました。蓼科バラクライングリッシュガーデンは、環境調和型ガーデンであるイングリッシュガーデンを日本に初めて紹介したガーデンとして有名で、イギリスで開催されたコンペにて何度も受賞するなど評価は高く、環境マインドの高い市民ガーデナーに大きな影響力を持っています。一方で、信州大学農学部は、基礎188bet体育_188bet备用网址を通して環境問題に貢献しています。これら両者の強みを持ち寄った市民参加型の環境イベントによって、多様な層への発信と、環境に対する多様な視点を持つことが本企画の目的です。午前の部では、米倉農学部長及び蓼科バラクライングリッシュガーデン山田代表による冒頭挨拶の後、環境に関する講演会が行われ、本学農学部から伊原正喜准教授及び阿久津雅子准教授が登壇しました。伊原准教授からは、環境問題を考える際に陥りやすい誤解や脱炭素実現のために再生可能エネルギーが必要であることが、環境省のデータなどを用いて解説されました。阿久津准教授からは、環境変動が農業に及ぼす影響について多くの実例を用いた解説があり、環境調和型のガーデニングに関する示唆に富む内容でした。午後の部では、ケイ山田氏による寄せ植え制作のデモンストレーション及び参加者それぞれによる自作の寄せ植えづくりが行われ、最後に山田代表による講評会が行われました。子供から大人まで約50名に参加いただき、参加者の一人からは「普段は大学キャンパスに立ち寄ることは少ないが、大変よい学びの機会になった」との声をいただきました。 地域社会への貢献についての取り組みShinshu University Environmental Report3204緑化環境フェスティバル
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