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Vol.1&学生グループt 信大の地域貢献サークル特集「大学の地域貢献度ランキング」では毎回上位にランクされる信州大学。長野県内に5キャンパスという、タコ足大学の伝統を誇りとする本学はもちろん学生も頑張っていて、各キャンパスを飛び出して活動する、リンゴあり、軍手あり、山林伐採あり…信州ならではの地域貢献が盛りだくさん!地域貢献を目的としたサークルが多いのも大きな特徴。「信大の地域貢献サークル特集」信大NOW誌面で紹介していきます!u hshiny sitrenivt nedutnitommuemegagnbulCCESUSyn13医療物資が限られる”山岳医療“の現場に立つ 北アルプス南部に位置し、日本百名山にも数えられる常念岳。その山頂から400メートルほど下ったところに建つ常念小屋の隣で、毎年夏の1ヵ月間ほど、登山者のために開設されるのが、常念診療所です。運営を担うのは、信州大学医学部山岳部の学生たち。山岳部部長の鳥山公平さんと、元幹部の古矢紘基さんにお話を伺いました。 診療所の運営には、現在100名ほどいる山岳部のメンバーのうち、希望者40名ほどが毎年参加しているとのこと。交代で診療所に常駐しながら、医療物資が限られる高山の場で工夫して診療を行う“山岳診療”の現場を体験しています。擦り傷や高山病、捻挫などの軽傷患者が多いそうですが、診療所だけでは対応できない重症患者の場合には、山岳ヘリによって近隣の病院に搬送されるケースもあるといいます。北アルプス常念岳北アルプス常念岳で、医学部学生が運営する信州大学医学部山岳部常念診療所

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