信州大学医学部附属病院概要2024/2025
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53和ケアチーム、糖尿病サポートチーム等看護部ホームページをご覧ください/hp/bumon/i-kango/ 質の高い看護実践で患者さんや地域に貢献 看護部では、「その人らしい生き方を尊重し支える看護を提供します」を理念に掲げ、看護を必要とする人の意思決定を支援することに重点を置き、常に患者さんの最善を考え、倫理観をもって看護を提供することを目指しています。患者さんが求める医療を安全にそして安心して受けていただけるように、確かな知識と技術に裏打ちされた心のこもった看護を提供すると共に、患者さんの望む暮らしの実現を目指して、急性期医療の場から在宅療養まで切れ目のない看護を提供します。そして患者さんや地域の期待と安心と信頼に応えます。 高度で先進的な医療を支える看護  特定機能病院として先進医療?高度急性期医療に対応するために、看護の専門性を発揮するとともに多職種によるチーム医療を積極的に展開しています。チーム医療において看護師は欠くことのできない存在であり、専門看護師や認定看護師をはじめ、高度な実践力と専門性を持った看護師たちが、院内だけでなく施設を越えて連携を図り、チーム医療の要として組織横断的に活躍しています。?専門看護師3名(がん看護1名、急性?重症患者看護2名)?認定看護師25名(集中ケア3名、クリティカルケア1名、感染管理2名、救急看護2名、皮膚?排泄ケア2名、がん化学療法看護2名、がん性疼痛看護2名、緩和ケア2名、糖尿病看護2名、新生児集中ケア2名、慢性呼吸器疾患看護2名、手術看護1名、不妊症看護1名、脳卒中リハビリテーション看護1名)?認定看護管理者6名?特定行為研修修了者6名(認定B課程を合わせて8名)、周麻酔期看護師5名?看護専門外来:がん看護外来、助産師外来、フットケア外来、リンパ浮腫外来、ストーマケア外来、糖尿病透析予防外来、造血細胞移植者支援外来、デバイス外来?活躍するチーム:RST(呼吸サポートチーム)、RRT(急変予兆対応チーム)、NST(栄養サポートチーム)、緩 次世代を担う看護職の育成 看護師個々の実践能力を高め、医療チームの一員として役割発揮できる看護師の育成と感染や重症ケアなど専門性の高い領域の看護師育成に取り組んでいます。一人ひとりが優れたジェネラリストやスペシャリスト、看護教育者、看護管理者等に成長できるようにキャリアラダーやマネジメントラダーを活用して継続的に学ぶ体制を整えています。更に看護学生の臨地実習や看護以外の学生実習の受け入れや、地域医療を支える看護職の教育?研修にも携わっています。 最新の取り組み 1.病院機能強化(改修工事)への貢献  令和3年から病棟改修工事が始まり、令和4年度には東8?東7?東6階病棟、令和5年度には東5?東4?東3?HCU?西8?西7階病棟がリニューアルオープンしました。通常業務に加え、改修工事に伴い移転や病床再編、看護職員のローテーションを行っていますが、どんなときでも患者さんにとって安全で安心できるケアを提供し、患者さんの満足度を維持できるように看護部が一丸となって体制づくりに取り組んでいます。2.特定行為研修修了者の配置  特定行為研修修了者が13名(うち5名は周麻酔期看護師)となり、特定行為を実施できる手術部?HCU?高度救命救急センター?集中治療部に配置しています。看護を基盤に、特定行為も含めた質の高い医療?看護を効率的に提供できるよう特定行為研修修了者の活動範囲や役割拡大に向け、運用や仕組みを整えています。3.専門?認定看護師の計画的育成  現在、専門?認定看護師が28名在籍しており、専門性の高い当院において重要な役割を担っています。看護部では、今まで在籍がない看護分野や高水準の看護ケアの提供の継続のため、専門?認定看護師の計画的な育成を行っています。スペシャリストを輩出することで、病院全体の医療の質の向上だけでなく、地域貢献にも寄与しています。 ■ 看護部 Department of Nursing

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