人文学部案内2026
56/68

54人 文 学 部3 年 生 │ C O L L E G E L I F E月火水木金フランス言語文化特論Ⅲ日本文学史Ⅰフランス言語文化発展演習Ⅲ集中不定発達?教育心理学概論A人文地理学社会学概論Ⅰ文化情報論概論Ⅰ英語学概論Ⅰフランス語中級Ⅰ1 時限2 時限3 時限芸術コミュニケーション特論Ⅲ4 時限比較文学基幹演習Ⅰ5 時限比較文学特論Ⅴ自分の選 択 、意 志で学 生 生 活はいかようにもなりますそしてあなたの好 奇 心を満たす手 段 がここにはある! 松本へ越してきて、3度目の春を迎えました。松本の春はほとんど信じ難いほど美しく、光も緑も新鮮な輝きを含み、縦横無尽に街中を飛びまわっています。顔を上げれば、そこにはまだ冬を湛えたアルプスの峰々の険しい面持ちが窺え、目を閉じれば、鳥の声、木の葉の揺れる音、川の流れる音たちが耳に届きます。美しい春を備えた街で大学生活を送るということだけで信州大学を選ぶ十分な理由になると思ってしまいます。 私の時間割を見てください。火曜日と金曜日には授業を入れていません。これは衝動に応えるための日取りです。例えば、「明日は天気が良さそうだから、今日は川辺にテントを張って寝て、夜が明けたら一日中水遊びをしよう」などといった単なる思いつきが現実に実行できる身分、それが大学生です。また、「一日中雨だから、今日は何年本棚にあるかわからないロシアの長編に挑戦してみよう !」あるいは「すべての授業に完璧に向き合い、たくさん学問をしよう!」これらはすべて私や私の友人が選んできたある1日です。自分の選択、意志で学生生活はいかようにもなります。そしてあなたの好奇心を満たす手段がここにはあります。 これでいい、私にはこれだけでいいと思うものが見つかった瞬間のあのざわめきと静けさが大学生活のどこかで体験できれば、それほど素晴らしいことはありません ! でもそれはどこに転がっているかわからないのです。授業中、バイト中、散歩中、登山中... ? 誰も教えてくれません。ですが、その可能性の種を沢山蒔く好機を、これも沢山備えているのが信州大学だと私は思います。3 年 │ 林 みつば│ 比較言語文化コース

元のページ  ../index.html#56

このブックを見る