卒業後の進路作業療法（Occupational Therapy: OT）は、身体又は精神に障害を持つ人に対し、食事、入浴、排泄などの基本的な生活活動や、仕事、教育、遊びなどの作業活動を効果的に利用し、機能回復と維持、残された機能や潜在的能力の開発、社会（職場）適応を目指す治療法です。専門領域は身体障害、精神障害、発達障害、老年期障害に大別されます。早期退院と地域リハビリテーションが推進されつつある我が国において、ますます需要が高まりつつある医療専門職種です。疾患や障害を持つ人々の急性期から社会復帰までの過程に応じた作業療法学理論や方法を学び、高度専門知識や技術により、対象者の生活支援に貢献する人間性豊かで質の高い臨床家?188bet体育_188bet备用网址者?教育者の育成を目指しています。教養?基礎教育と、解剖?生理?病理学をはじめとする基礎医学、より専門的な運動学、リハビリテーション医学、精神医学、臨床医学を学びます。専門科目は附属病院等の実習と並行して行い、最終年度の総合実習を通し、機能障害や社会適応能力の評価?援助技法などを臨床現場で具体的に学びます。作業療法学専攻卒業後の進路■作業療法士総合病院リハビリテーション専門病院精神科病院児童福祉施設大学院教育?188bet体育_188bet备用网址施設専門事業サービス老人保健?福祉施設市町村の保健福祉行政機関精神保健福祉センター※医療機関等に就職し、数年経験を積んだ後に、大学院に進学するケースや働きながら学位取得を目指すケースもあります。私は高校生の受験期に担任の先生から作業療法士という職業を教わり、自分なりに調べ、実際に作業療法士の方からお話を聴くなかで、作業を通して身体面だけでなく精神面の治療も行う作業療法士に魅力を感じ、信州大学に入学しました。入学し専門科目を学んでいくと、作業療法士という職業のやりがいや作業療法士ならではの強みや魅力が感じられ、改めて目指してよかった、学べてよかったと感じられます。1年次の夏から見学実習が始まり、早い段階で作業療法の実践が体験できます。また、2年次以降も実習が頻回に行われ、授業で学んだ知識を活かし、身に付けることができ、授業だけでは知ることのできない技術や学びも得られます。さらに勉強のモチベーションにも繋がります。専攻内の人数は少ないですが、豊富なコミュニケーションにより学生同士とても仲が良く、協力しながら授業やテストに取り組んでいます。先生方も生徒一人一人に親身に話を聴いてくださり、学生生活での不安は少なく充実して過ごすことができています。信州大学には幅広い地域の方が集まっており、1年次は全学部が同じ松本キャンパスで学びます。自分とは異なる文化で育った方と交流することは刺激的で、対人交流スキルの向上もできる素晴らしい環境や機会だと思います。皆さんの入学を心よりお待ちしております。充実した学びと実践作業療法学専攻４年竹山 愛珠出身校：兵庫県立八鹿高等学校?もっと詳しく 知りたい方は、こちら(作業療法学専攻webページ)学生の声ワンポイントワンポイント専攻主任からの本専攻では、隣接する附属病院で教員が実習指導を行います。この特色あるシステムを通じて、実践的な教育を提供しています。▲自助具を用いたリハビリテーション演習の様子▲シミュレーターを用いたリハビリテーション演習の様子上村 智子（実践作業療法学 教授）［作業療法学専攻 専攻主任］-6-
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