ワクチン（HPV?風疹）接種についてのご案内です。接種の対象に該当する方は以下のワクチン情報をご確認の上、接種をご検討ください。
接種の対象
- HPVワクチン：平成9年4月2日～平成20年4月1日生まれの女性
- 風疹ワクチン：昭和37年4月2日～昭和54年4月1日生まれの男性
HPV（ヒトパピローマウイルス）ワクチンについて
HPVワクチンは子宮頸癌の発症を劇的に減らす事が明らかとなっているワクチンです（咽頭癌、肛門癌、男性の陰茎癌の予防にも有効です）。
平成9年度生まれ～平成19年度生まれの女性の中に、HPVワクチンの定期接種の対象年齢（小学校6年から高校1年相当）の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。まだ接種を受けていない方に、接種の機会（キャッチアップ接種）が提供されています。無料のキャッチアップ接種は令和7(2025)年3月31日で終了します。無料期間後の接種には約10万円の自己負担が必要です。3回目の接種までには通常6ヶ月必要で早めの接種開始が推奨されますが、希望すれば4ヶ月で接種できる場合もあります。期間内に3回接種完了できない場合でも2025年3月末までの接種は無料です。
ワクチン接種には市町村の発行した接種券が必要です。住民票のある市町村へお問い合わせください。
風疹ワクチンについて
風疹は風疹ウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症です。風疹への免疫がない集団において、1人の風疹患者から5～7人にうつす強い感染力を有します。症状は不顕性感染（感染症状を示さない）から、重篤な合併症併発まで幅広く、成人では小児より重症化することがあります。
現在は男女ともに幼児期に風疹ワクチン接種をしていますが、中高年男性は定期接種を受けていません。このため、2018年には日本の風疹感染者数は世界のワースト3になってしまい、多数の心臓や脳に重い障害をもつ先天性風疹症候群のお子さんが生まれました。ご自身の発症を防ぐだけでなく、生まれてくるお子さん達のためにも未罹患、未接種の方は接種をご検討ください。
罹患歴があるかの検査、ワクチン接種には市町村の発行した接種券が必要です。住民票のある市町村へお問い合わせください。
関連情報WEBサイト
厚生労働省ウェブサイト（子宮頸癌キャッチアップ接種）
松本市ウェブサイト（子宮頸癌ワクチンキャッチアップ接種）
長野県知事会見（子宮頸癌ワクチンキャッチアップ接種啓蒙活動（松本大学））
風疹ワクチンキャッチアップ接種（2025年3月まで期間延長）
子宮頸がん予防啓発プロジェクト「愛は子宮を救う」
「愛は子宮を救う」デジタル冊子
「愛は子宮を救う」WEB講演会案内
お問い合せ先
