平塚佐千枝教授(バイオメディカル188bet体育_188bet备用网址所/医学部分子医化学教室)らの188bet体育_188bet备用网址グループは、細胞外に存在するメッセンジャーRNA (mRNA)のうち、特定の配列をもつものがナチュラルキラー細胞(NK細胞)の表面の受容体に結合して核内に取り込まれることと、そのmRNAの取り込みにより細胞の遊走活性?インターフェロンγ産生能の向上などを引き起こすことを新たに見出しました。さらにmRNAを取り込んだNK細胞は動物実験において、がん転移を抑制する効果を示しました。

本188bet体育_188bet备用网址成果は、シュプリンガー?ネイチャー社の学術誌Nature Communicationsにオンライン掲載されました。

【論文タイトルと著者】
題目:Extracellular mRNA transported to the nucleus exerts translation-independent function
著者:Takeshi Tomita, Masayoshi Kato, Taishi Mishima, Yuta Matsunaga, Hideki Sanjo, Ken-ichi Ito, Kentaro Minagawa, Toshimitsu Matsui, Hiroyuki Oikawa, Satoshi Takahashi, Toshifumi Takao, Noriki Iwai, Takashi Mino, Osamu Takeuchi, Yoshiro Maru, Sachie Hiratsuka
掲載誌:Nature Communications
掲載日:2021年6月16日
DOI: https://doi.org/10.1038/s41467-021-23969-1

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