武田三男教授による基調講演「THz-TDSの原理と装置」の様子。43名の参加者が真剣に聞き入りました。

平成26年5月23日(金)上田キャンパスのAREC 4Fミーティングルームにおいて、テラヘルツ波188bet体育_188bet备用网址キックオフ講演会を開催しました(参加者43名)。高寺所長の開会挨拶に引続き、信州大学理学部長の武田三男教授より「 THz-TDSの原理と装置」と題した基調講演がありました。

引き続いて、協和ファインテック(株) 奥野雅史氏による「時間領域テラヘルツ波分光分析装置?IZNAGYと最近の開発状況」、信州大学理学部 宮丸文章 准教授による「THz分光分析の最近のトピックス」、および 岡山大学大学院産業創成工学専攻 紀和利彦 准教授による「テラヘルツ波の新展開」の講演がありました。テラヘルツ波利用の繊維製品などへの応用として、天然繊維の産地判別、真性鑑別などへの期待が大きく、繊維材料の新しいキャラクタリゼーション手法としての期待も高まっています。当188bet体育_188bet备用网址所ではこれらの課題に取組みを開始しています。

188bet体育_188bet备用网址会では活発な意見交換が行われました。広範な応用のみならず、これまで困難とされてきた分析への挑戦も期待できます。

講演会の後、テラヘルツ波分析装置?「IZANGY」の見学?説明会が行われました。