現代メディア?マーケティング入門ゼミ（9/7～9/10）が行われました

　2024年9月7～10日に軽井沢で現代メディア?マーケティング入門ゼミが行われました。

　この授業は、第一線で活躍する講師陣により、メディアの多様性と、情報発信の基礎にあるマーケティング手法を理解して、偏在化している情報を的確に取得し、多角的に分析、発信できるようになることを目的としています。

　大月均氏による講義では、ソーシャルメディア／SNSの構造や特徴、オトナが捉えているZ世代像などを題材に、マーケティングコミュニケーションの基本を教えていただきました。受講生はグループワークを通して理解を深めました。

　原田曜平氏、新沢崇幸氏、松浦良高氏によるコミュニケーション理論の授業では、自分の言いたいことを正確にコミュニケーションする技術を身につけることをテーマに講義が行われました。コミュニケーションの作り方、説明の仕方について、理論に基づく解説をしていただきました。また、人を消費行動に駆り立てる最も大切な要素である「インサイト」をいかにつかむかについても講義していただきました。

　その上で、MIZEN（伝統技術とその職人がより輝く世界を実現するための日本発の新しいファッションの形と新しいラグジュアリー的価値観を創出し発信するプロジェクト）の代表である寺西俊輔氏から、MIZENを立ち上げた動機や理念を語っていただきました。

　受講生は4つのグループに分かれ、「とあるブランド（＝MIZEN）の哲学をどうやって世界に伝えるか。」という課題に取り組み、最終日にアイディアコンテストを実施しました。

　コンテストでは、「バウリニューアルで地元にゆかりのある技術を使った服を着て写真を撮る」、「MIZENの伝統織物技術で作ったQRコードを作成する」など、ユニークなアイディアが発表されました。