概要
諏訪周辺地域が強みとする精密加工技術を向上させることを目的として、2015年度から2019年度の5年間にわたり、内閣府地方創生交付金「諏訪圏6市町村によるSUWAブランド創造事業」、2020年度から2022年度までの3年間は、このプロジェクトを継承する形で「モノづくり集積地SUWAのヒトづくりプロジェクト」が推進されました。2023年度から2025年度の3年間は、岡谷市負担事業「小型ロケットをキーとした信州大学との連携強化事業」として、引き続き、産業活性化や若年人材の育成に貢献しています。本学ではこれらのプロジェクトの主軸となる、諏訪圏の企業在籍者を主な対象とした「小型ハイブリッドロケット」の製作を通した人材育成「SUWA小型ロケットプロジェクト」を行っています。これらの経緯も踏まえて、拠点の機体材料?機体設計部門、推進動力システム部門では、信州大学の教員の保有するロケットや人工衛星開発につながる要素技術を結集させ、ロケット?人工衛星などの製作技術のより一層の向上、また新たな技術開発を目指して「SUWA小型ロケットプロジェクト」のメンバーとともに188bet体育_188bet备用网址?技術開発を行っています。
2024年度以前の【SUWA小型ロケットプロジェクト】についてはこちら新着情報
SRP(SUWA Rocket Project)アーカイブ
打ち上げ概要,188bet体育_188bet备用网址開発テーマ,作製機体仕様,参加メンバーなどを打ち上げ毎に掲載しています。
諏訪圏の精密工業の発展を支える人材育成
ハイブリッドエンジンを搭載した小型ロケットを対象にした教育188bet体育_188bet备用网址プログラムをとおして、自ら考え提案することができる「提案型技術者」を育成します。
また、諏訪圏の精密加工技術の高度化を目指し、本教育188bet体育_188bet备用网址プログラムの成果として、諏訪圏における宇宙機器の技術力向上につなげます。
人材育成対象者(参加対象者)
- 本学大学院を修了、または在学中の諏訪圏社会人(信州?諏訪圏テクノ188bet体育_188bet备用网址会会員)
-
以下の①、②、③のいずれかを満たす企業から推薦された技術者
①人材育成を推進したい企業
②プロジェクトを通じて得た技術等を自社の事業に取り組む意欲のある企業
③信州大学諏訪圏サテライトキャンパス(修士?博士?特別の課程)で学ぶ意欲のある社員等を参加させることができる企業
人材育成内容
プロジェクト参加メンバーは「構造機構班」「燃焼班」「計測班」「広報班」に所属し、各班の目標を達成できるよう、また、他の班とも協力しながら技術開発を行います。ロケットの打上げは半年~1年を一区切りとし、ロケットの打上げ終了後に、メンバーの入れ替え等を行います。技術力?計画遂行能力などの向上に加え、自ら問題を解決できる人材、さらに新製品開発や技術革新などを提案できる人材など、いわゆる精密加工分野でのエキスパートとして活躍する「提案型技術者」の育成を目指します。
詳しくは各打上げに関する項目(SRPアーカイブ)をご覧ください。