信大環境レポート
身近な水環境の一斉調査
2015年06月22日(月) [活動報告]
6月7日(日)、松本キャンパス東門近くの女鳥羽川にて、「身近な水環境調査」を行いました。この水質調査は全国各地の河川で日付を決めて一斉に行われるもので、松本キャンパスでは数年前から継続して行ってきました。今回の水質調査には31名が参加し、上級生が指導しながら一年生が主体となって行いました。バケツで女鳥羽川から水を汲み、水温とCODを調べました。CODとは化学的酸素要求量といい、溶液中に溶けている有機物の量を知ることができます。有機物の量が多いと CODの値が高くなり、一般的に水質が悪いと判断されます。 3回測定を行い0~8mg/L以上に分かれている基準の中で、女鳥羽川のCODは、1回目が4mg/L、2回目が3mg/L、3回目は4mg/Lでした。 去年とあまり変化はありませんでした。
水質調査のあと水鉄砲大会をしました。当日はとても暑く、川の水を使い、涼むことができました。途中から小学生が参加して、学生間も地域とも交流を深めることができました。
(松本キャンパス環境ISO学生委員会 理学部2年 矢原ひかり)
※このほかにも同日、工学部、繊維学部 の環境ISO学生委員会が、犀川、千曲川(上田市2地点、千曲市、長野市、小布施町の地点)、神川にて水質調査をそれぞれ行い、 農学部が天竜川の水質調査を6月中に行うことになっています。