信大環境レポート
環境学生委員会全学合宿を行いました
2017年09月04日(月) [活動報告]
7月15日(土)~16日(日)に志賀高原にて全学合宿が行われました。長野県各地にキャンパスが分散している信州大学でこの合宿は全キャンパスの学生が交流することのできる大切な機会です。
今回は教育学部環境学生委員会が企画、運営を行い、志賀高原でのフィールドワークや活動報告、ディスカッションなど多くの活動を行いました。
ホテル到着後、志賀高原を教育学部特任教授の渡辺先生の説明の下、見学しました。曇天で霧も発生するという悪条件でしたが、麓では見ることのできない貴重な植生や自然に人の手が加わっている現状を実際に見学することが出来ました。 またこの後には夕食にBBQを行い、先輩、後輩間や同級生間の親睦を深めることが出来ました。
2日目の活動報告は昨年度に行われたスペインでの海外研修についてでした。環境保護活動に積極的に取り組むスペインの姿をパワーポイントで発表し、研修に参加した学生に加えて全員がスペインから何を学ぶべきか考えることが出来ました。
ディスカッションでは「獣害対策とオオカミ」というテーマで、「オオカミを日本に導入すること」について賛成派と反対派に分かれて議論を行いました。賛成派からはオオカミを導入することによる生態系回復を支持する声が挙がる一方で、反対派からは外来種の導入による危険性を危惧する意見が出るなど、活発な議論を行うことが出来ました。その後は小グループに分かれ、太陽光発電のメリット、デメリットについて話し合いました。「環境に優しい」等のメリットが挙がる一方で、「雨天時に発電ができない」などのデメリットも挙がりました。
1泊2日という短い期間ではありましたが、参加した学生それぞれが多くのことを学ぶことが出来ました。今回学んだことを今後の環境学生委員会の活動に生かしていく必要があると思います。
(松本キャンパス環境学生委員会 農学部1年 小嶋宏亮)