人文学部イベント動画
2023年度第1回多文化交流サロン「金沢のおじさんが語る両大戦期ドイツの児童文学」講師:佐藤文彦(金沢大学教授),コメンテーター:宮澤優樹(金沢大学講師)
両大戦間期のドイツ児童文学では,大都市に暮らす子どもを主人公に,近代市民家族モデルに代わる新たな家族像やジェンダー観が模索されるようになる。父なき家庭で子どもに寄り添ったのは,自由で風来坊なおじさんだった。ナチスが台頭しつつある時代に,おじさんが提示したオルタナティブな生き方とは。現代社会に生きる我々に提示されているものとは何か----。金沢のおじさんたちが信州の大学院生と語り合う。