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今日のできごと 令和3年2月23日 「どのように部屋はあたたまっていくの? ー 4年理科 ー」
「どのように部屋はあたたまっていくの? ー 4年理科 ー 」
令和3年2月23日
あたたかい空気は上に行くことを学んだ子どもたち。そのことをみんなで共有している時にKさんが密閉空間においてあたたかい空気が1分後、5分後、10分後にどうなっているかの予想を黒板で説明し始めました。そのことをきっかけに、実際に「理科室の真ん中にストーブを置いたら、どのように部屋があたたまっていくのか」を、子どもたちと調べていきました。
ストーブ周りの温度を調べる子ども。天井から温度計をぶら下げて、理科室の上の方の温度を調べる子ども。密閉空間でのあたたかい空気の動きを見たくて、小さい透明ケースを教室に見立て、線香の煙の動きでそれを調べる子ども。子ども達の発想や試したいことは多岐にわたりました。
その一つに、実験結果の「グラフ化」がありました。担任は「グラフで表してみよう」ということは一言も言っていませんが、Kさん達の班は3カ所(机の下?机の上?ストーブの上)の測定結果をグラフに表し、その結果を「比較」をしていました。そのことを、授業中に子どもたちに伝えたり、他の班の実験結果からエクセルでグラフ化したものを確認したりすると、「自分たちの実験結果もグラフ化してみたい」と子ども達は考えていきました。
次の時間には、もともと得られていた実験結果や、あらためて調べた実験結果から「グラフ作り」に取り組む子ども達がいました。手書きで丁寧に表す子ども。初めてエクセルで「グラフ作り」に挑戦する子どもも多くいました。初めてのエクセルでも、すぐ使いこなし、満足した様子でグラフを作る子ども達の姿からI C T機器を活用することの学びの可能性も感じる場面となりました。