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 応用基礎レべル 取組概要
 大学等名 国立大学法人 信州大学?工学部
 教育プログラムの名称 信州データサイエンスプログラム(工学部?応用基礎)
 申請レベル 応用基礎レベル(学部単位)
 申請年度 令和6年度

プログラムの目的

データの収集や可視化,データ分析,AIの開発に必要な技術やツール,さらには専門分野や社会における実践的な応用についても学ぶ.

身に付けることのできる能力

データの収集や可視化,データ分析,AIの開発に必要な技術やツール,プログラミング言語やデータベースの使い方を学び,大量のデータを処理し,分析する方法を習得する.また,機械学習や深層学習の基礎を学び,自然言語処理や画像認識などの応用技術も習得する.

修了要件

1.応用基礎レベルの数理?データサイエンス?AI教育プログラムに対応するコア3科目「データサイエンス基礎」「データエンジニアリング基礎」「AI基礎」の単位を修得すること(学部共通科目?データサイエンス科目 各1単位).
2.教育プログラムの修了要件ではないが、各学科で開講されているデータサイエンス/データエンジニアリング/AIの要素を含む専門科目(5学科?12科目)を積極的に履修することを推奨する(各学科?プログラムにおける卒業要件上の必修科目を含む.

開設されている授業科目

1.必修?コア3科目

  学科(工学部)   科目 シラバス
  全学科   データサイエンス基礎
  全学科 データエンジニアリング基礎  
  全学科 AI基礎

2.必修または履修を推奨する関連科目
  学科(工学部) 科目 履修年次   必修/選択   単位 シラバス
  物質化学科 コンピュータ化学演習 2 必修 1   
  電子情報システム工学科  最適化 3 選択 3   
  電子情報システム工学科 電気電子実験I 3 必修 1   
  水環境?土木工学科 水文学 2 必修 2   
  水環境?土木工学科 空間情報実習 3 選択 1   
  機械システム工学科 エンジニアリングスキル実習 2 必修 1   
  機械システム工学科 実践的アルゴリズム 3 選択 2   
  機械システム工学科 人工知能 3 選択 2   
  建築学科 建築構造力学I 2 必修 1   
  建築学科 建築構造力学I?演習 2 必修 1   
  建築学科 建築構造力学II 2 必修 1   
  建築学科 建築構造力学II?演習 2 必修 1   

= 科目の構成 =

授業の方法?内容?実施体制

授業はすべて学内の学習システムであるeALPS上でオンライン開講する.学べる内容はHP上で解説しており,授業内容はシラバスシステムにて公開する.
実施にあたっては,信州大学工学部数理データサイエンス?AI教育188bet体育_188bet备用网址センター を設置し,プログラムの改善?進化を推進する. 本センターは,本学が定める教育上の基本方針に基づき,工学部における数理データサイエンス?AI教育プログラムの実施機関として,各学科と連携し,学部横断的な見地から学部共通科目?データサイエンス科目,ならびに各学科におけるDS/DE/AI援用された専門科目に係る教育課程の企画及び円滑な実施を図ることを目的とする組織である. 当センター内には工学部工学基礎部門データサイエンス分野の専任教員と,工学部からの兼任教員を複数配置し,本プログラムの企画立案?実施を担当する. 関連各教科の実施点検は,学部のPDCA委員会によって実施する.


 応用基礎レベル 授業要件と対応授業

項目

    基本的要素    

モデルカリキュラム対応箇所

信州大学?授業科目

対応単元 / 授業回

データ表現とアルゴリズム:
データサイエンスとして、統計学を始め様々なデータ処理に関する知識である「数学基礎(統計数理、線形代数、微分積分)」に加え、AIを実現するための手段として「アルゴリズム」、「データ表現」、「プログラミング基礎」の概念や知識の習得を目指す。

1-6.数学基礎

データサイエンス基礎

単元6 数学基礎 前半(演習)
単元7 数学基礎 後半(演習)

1-7.アルゴリズム

データサイエンス基礎

単元8 アルゴリズム(演習)

2-2.データ表現

データエンジニアリング基礎

単元2 データ表現(演習)

2-7.プログラング基礎

データエンジニアリング基礎
 

単元7 プログラミング基礎 前半(演習)
単元8 プログラミング基礎 後半(演習)

AI?データサイエンス基礎:
AIの歴史から多岐に渡る技術種類や応用分野、更には188bet体育_188bet备用网址やビジネスの現場において実際にAIを活用する際の構築から運用までの一連の流れを知識として習得するAI基礎的なものに加え、「データサイエンス基礎」、「機械学習の基礎と展望」、及び「深層学習の基礎と展望」から構成される。

1-1.データ駆動型社会とデータサイエンス

データサイエンス基礎

単元1 データ駆動型社会とデータサイエンス(演習)

1-2.分析設計

データサイエンス基礎

単元2 分析設計(演習)

2-1.ビッグデータとデータエンジニアリング

データエンジニアリング基礎

単元1 ビッグデータとデータエンジニアリング

3-1.AIの歴史と応用分野

AI基礎

第2回 AIの歴史と応用分野

3-2.AIと社会

AI基礎

第3回 AIと社会

3-3.機械学習基礎と展望

AI基礎

第4回 機械学習の基礎と展望

3-4.深層学習基礎と展望

AI基礎

第8回 深層学習の基礎と展望

3-9.AIの構築と運用

AI基礎

第14回 AIの構築と運用
第15回 畳み込みニューラルネットワークの演習

AI?データサイエンス実践:
本認定制度が育成目標として掲げる「データを人や社会にかかわる課題の解決に活用できる人材」に関する理解や認識の向上に資する実践の場を通じた学習体験を行う学修項目群。応用基礎コアのなかでも特に重要な学修項目群であり、「データエンジニアリング基礎」、及び「データ?AI活用企画?実施?評価」から構成される。

I.データサイエンス実践
 (演習や課題解決型学習)
 <データ?AI活用企画?実践?評価>

 

 

1.「データエンジニアリング基礎」

データエンジニアリング基礎

単元2 データ表現(演習)

2.「データ?AI活用企画?実施?評価」

AI基礎

第14回 AIの構築と運用
第15回 畳み込みニューラルネットワークの演習