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人工衛星用の実験に協力しました(2019.8.8-9)

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帝京大理工学部航空宇宙工学科の河村先生と衛星班学生2名の実験風景
帝京大理工学部航空宇宙工学科の河村先生と衛星班学生2名の実験風景

昨年末にも協力させていただいた人工衛星用の実験協力の話題です。ShindaiSatのご縁でお声がけいただいた帝京大学のグループの人工衛星用磁気トルカの性能評価実験でご協力しました。地球上では全磁力で最大50,000 nT程度(50 uT)程度の地磁気が存在します。一方,宇宙空間では重力がほとんど無いだけでなく,こうした地磁気(直流磁界)もほとんどありません。地球上では全く気にならない磁性体の残留磁気(あるいは姿勢を制御するための磁気トルカ)も,宇宙空間では人工衛星に回転力(トルク)を生み出します。今回も全磁力100 nT以下の空間を利用していただきました。

今回の成果は秋の宇宙科学技術連合講演会にてご発表されるそうです。今回は石黒B4小澤B4に補助をお願いしました。お役に立てるデータが集まってよかったです。

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