境澤香里先生が東部支部学会で学会賞を受賞しました

2016年10月31日

 2016年10月29日-30日に浜松市で開催された第80回日本皮膚科学会東部支部学術大会(会長 戸倉新樹浜松医大教授)で学会賞を受理されました。

 演題名は、「胸水中のcell-free DNAよりBRAFV600Kを検出できた進行期悪性黒色腫の1例」です。がん患者さんの転移病巣の遺伝子の異常を胸水から検出するという、リキッドバイオプシーの成功例です。遺伝子の異常がわかれば、効果が予測できる分子標的薬を選ぶことができます。先日の皆川茜先生のNEJMの論文に続き、ママさん先生たちが頑張っております。

論文はこちらです。

Sakaizawa K, Ashida A, Uhara H, Okuyama R. Detection of BRAFV600K mutant tumor-derived DNA in the pleural effusion from a patient with metastatic melanoma.Clin Chem Lab Med doi: 10.1515/cclm-2016-0634.

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