学科長挨拶

信州大学医学部
保健学科長
伊澤  淳
IZAWA Atsushi

Every single life matters
?Inclusive careを目指して?

 信州大学医学部保健学科のウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。学科を代表してご挨拶を申し上げます。私たち保健学科には4つの専攻があります。看護学専攻、検査技術科学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻です。各専攻の学生はそれぞれ看護師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士を目指しています。

 人口減少と世界一の超高齢化、気候変動やコロナ禍により価値観が複雑に多様化し、社会システムのあり方を見直し刷新するGreat resetが提唱されました。一方私たちは、普遍的に大切なことは地球上の生命の全てであることを認識しています。Every single life mattersです。

 私たちの保健医療は、Every single lifeが対象であり、病める方も心身に障害のある方も、小児も高齢者も、都会でも地方でも、多様な人々の全ての誰もが「その人にとっての健康」を目指すことが使命です。私は今年度からこの保健学科において、多様な人々の全てが、それぞれにとって健康である姿を目指す包摂型健康支援:Inclusive careを実現したいと考えています。

 これからのInclusive careを担う私たち一人ひとりには大切な役割があります。では、私たちはいかにあるべきか、どのような人材を目指すべきでしょうか? 詳しくは「教育目的および目標」や、「ディプロマ?ポリシー、カリキュラム?ポリシー」をご覧ください。私は、一言で説明するならば、「自分自身または自分の最も大切な人をみて(看て、診て)もらいたい存在」であると考えます。

 そのような次世代の保健医療人を、一緒に目指そうではありませんか。

令和6年4月