事業紹介
同窓会教育実践補助事業ご利用のお誘い
趣旨
- ① 日々の教育188bet体育_188bet备用网址?教育実践を大切にし、自らの授業改善に努める
- ② 専門職として、教師自らの教育188bet体育_188bet备用网址?教育実践を磨き合う
- ③ 教育の振興?改善についての情報を共有し合う
対象者
教育学部同窓会員で、同窓会費を納入している者
応募について
- ① 教育実践補助費の明細や教育実践実践報告は求めていません。
※ただし、A4用紙1枚程度の教育実践概要を提出していただき、同窓会報やホームページに掲載させていただくお願いをいたします。 - ② 補助金は一律に1万円です。
※予算の関係で、年間10人程度に補助金を差し上げています。 - ③ 申し込みは、下記の様式をお使い下さい。(クリックするとダウンロードを開始します)
教育実践補助申請書<Word> | 教育実践補助申請書<一太郎>
(ダウンロードできない場合は右クリックからダウンロードしてください) - ④ 申込期限は2月末頃といたします。
お申し込みに際しては、あらかじめお問い合わせください。
多くの皆さんからのご応募をお待ちしています。
令和6年度教育実践補助一覧
No. | 氏名 | 在籍校 | 教育実践題目 | 教育実践内容の概要 |
---|---|---|---|---|
1 | 舘林 洸一 | 伊那市立 長谷中学校 |
生徒の主体性を育む総合的な学習の展開~職員主導の畑活動から、縦割り班による生徒主体の活動~ |
本校で長年取り組んでいる「畑活動」。地域との関わりの中で、様々な作物を栽培?収穫し、給食の食材として活用している。この取組は、平成27年度には伊那市教育委員会が「暮らしの中の食」として事業化し、市内の全小中学校で取り組むようになった。しかし、生徒たちの中には「伝統だから取り組む」とか「先生に言われるからやる」といった意識が見受けられる。 そこで今年度の食農教育(畑活動)において、生徒が目的意識を持ち、自主的に取り組めるようにすることを目指して、縦割り班ごとに担当作物を決め、自分たちで調べたり地域の方や野菜栽培に詳しい方にお聞きしたりしながら活動を進めることとした。 |
2 | 臼井 伸明 | 麻績村立 筑北中学校 |
筑北中学校における、不登校?不適応生徒への支援の充実~校内中間教室の環境整備~ |
本校は、長野県中部の山間地にある小規模の学校である。本年度全校生徒は34名であるが、各学年複数名の不登校?不適応の生徒がいる。これまで、それぞれに対して、個別に対応してきたが、教職員の人数、配置等もあり、それぞれの生徒に十分な対応ができなくなってきた。また、これまで本校には、中間教室がないこともあり、中間教室を設置することで、個別に対応できるように希望してきた。 本年度、空き教室を改修し、MY STUDY ROOM(マイスタディルーム)として、活用できるようにした。この教室を中心にして、生徒が個別に学習したり、他との関わりを広げたりしていけるように、不登校?不適応対応に取り組もうと考えている。 半年が過ぎた現在、毎日、数名の生徒が使用し、自分の生活を整えたり、教師とコミュニケーションを図ったりしている。また、個別学習で、補充学習の場としてMY STUDY ROOMを積極的に活用している。 本校の不登校?不適応への拠点となるように、様々な環境を充実させたい。 |
3 | 宮島 新 | 長野市立 城山小学校 |
願い実現に向け、探究を楽しむ子ども ~カイコの飼育やシルクの魅力発信活動を通して~ | 昨年度4学年の社会科学習で出会った県歌「信濃の国」。子どもたちは、動画資料に登場したカイコに興味を抱き、そこから飼育活動、そして糸取りの活動や富岡製糸工場などの製糸業の歴史を学んできました。かつては養蚕業が盛んであり、細い糸ながらも国を支えたほどの存在のカイコ。5学年に進級した子どもたちは、今年度もカイコ飼育への願いと、自分たちが感じたシルクのよさなどを多くの人に発信したいという思いをもち新たな一歩を踏み出しました。昨年度の経験から、質の良い桑の葉があれば、カイコがよりよく成長したり、質の良い繭ができたりするのではないかと予想し、今年度は桑畑探しから始まりました。信大繊維学部の附属農場や先生方、地域の皆様にもご協力いただき、昨年度の倍以上となる1300個の繭を作ることができました。そこからはランプシェードや繭クラフトなどのシルク製品づくりを進めています。発信の場として善光寺のびんずる市への出店も計画し、たくさんの人と交流しながらシルクのよさについて考えていきます。このような活動を通して、自分たちの願いだけでなく、地域の人々の思いにも触れ、より確かな一歩につなげていくことができればと思います。 |
4 | 山口 近 | 山ノ内町立 山ノ内中学校 |
ふるさとに誇りをもつESD学習の取り組み |
本校は、平成29年3月にユネスコスクールに認定され、ESD(持続可能な開発のための教育)を推進している。学校教育目標に「確かな学力や生きる力を育み、ふるさとに誇りをもつ生徒」を掲げ、総合的な学習の時間をはじめ、各教科学習でもESDの視点をもった学習を展開してきている。特に各学年の宿泊行事は、1学年が志賀高原研修旅行、2学年が草津研修旅行、3学年が修学旅行を行っており、行事のための総合的な学習の時間ではなく、ESDと絡めて調査活動など体験を通じた企画や準備をして実施している。また、ESDのキーワードとして、1学年は「知る」、2学年は「比較する」 、3学年は「発信する」としている。特に3学年では「中学生が夢見る町づくり討論会」を毎年行い、中学生がグループ毎山ノ内町の魅力を高めるための取り組みを町の理事者や関係者にプレゼンしている。今年度は、新たに地域で活躍する若者や高校生を参加者に加え、より活発な意見交換が行われた。 このように、ESDを学校の柱として推進してきた本校ではあるが、コロナ禍を経てESDカリキュラムの見直しの一環として学校行事の在り方について見直そうという声が挙がり、校内で議論を深めている。課題の一つに「町づくり討論会で発表して終わっていて、その後の成果がわかりにくい」があった。そこで、今まで3学年の1学期に行っていた討論会の開催時期を変えたらどうかという意見が出され、そこから逆算して1学年と2学年の行事の在り方も見直すことになり、来年度から1学年に草津研修旅行を行い、2学年では地域に根ざした学習と職場体験学習を中心に行うこととした。まだ進行形ではあるが、より効率的で生徒の追及が深まることを願い、検討している。さらに小中連携という意味で、より一層追究が発展できる仕組みづくりも検討していきたい。 |
5 | 松尾 海 | 信州大学 教育学部附属 松本中学校 |
事象を科学的に説明する力を高めるための指導の在り方 | 生徒が実際の事物?現象を様々な視点から考え、他者に伝える姿を「科学的に説明する姿」であると捉え、お互いに説明をしながら見方?考え方を働かせることで深い学びにつながっていくと考えた。今年度は、中学校第2学年「気圧と風」の単元で、低気圧付近で天気が悪くなり、高気圧付近で天気が良くなるのはなぜなのか考える場面を設定する。温度の変化による空気の密度の違いで空気の移動が起こること、気温の変化で水蒸気が凝結して雲ができることを段階的に追究し、それらを組み合わせて低気圧?高気圧それぞれの時の天気の様子の違いを説明できる授業を構想する。併せて、上昇気流と下降気流が可視化できる教材の開発も行う。 |
6 | 青木友佳里 | 長野市立 塩崎小学校 |
「他者」から学ぶ教育活動の推進 | 信州大学教育学部大学院在籍時、国語科の授業場面において、教材というものが子どもたちのコミュニケーションをどのように促進し、どのような学びをもたらすのかについて188bet体育_188bet备用网址を行った。教員10年目を越え、改めて初心に帰り、国語科の授業づくりや板書づくりについて学び直し、授業改善と日々の教育実践に努めたいと考えた。また、大学院での188bet体育_188bet备用网址において課題に残った教科書教材の実践化(5年『やなせたかし-アンパンマンの勇気』『大造じいさんとガン』をもとに)に取り組みたい。加えて、国語科以外の学習場面(総合的な学習の時間における学年での米作り)も、題材がもたらすコミュニケーションや学びという側面から捉え直しながら実践を重ねたい。 |
7 | 友野 恵 | 北相木村立 北相木小学校 |
学力が二極化した学級での算数科の実践 |
本校では、少子化に伴い「山村留学」を導入している。多くが高学年からの留学で、様々な背景を抱え転入してくる児童も少なくない。そのため、学習履歴がバラバラで、学力が二極化している実態があり、そこに対応した授業づくりが課題であった。 今回、算数科で取り組んできたことは次の3点である。
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8 | 望月 政和 | 安曇野市立 豊科南中学校 |
Co-ordination training(コオーディネーショントレーニング)を取り入れた体力向上の取組み |
文部科学省の『全国体力?運動能力、運動習慣等調査』から、子どもの体力低下が常に話題になっており、その理由として、社会変化に伴い、運動する機会が増える子もいれば、極端に減る子もいることがあげられている。本校においても、後者の影響があるのか、毎年の全国、県の調査結果と本校の結果を比較すると、県平均には近い種目もあるが、全国を見ると及ばない種目もある。また、この傾向は、市内の学校でも同様であり、市の喫緊の教育課題になっている。 こうした中、市は、体力向上と成長の土台づくりの対策の一つとして、令和4年度より、「Co-ordination training(コオーディネーショントレーニング:COT」指導員の資格を持つ指導員を市内の学校に派遣する体制を作った。COTは、徳島大学荒木秀夫名誉教授が、運動生理学や脳科学の知見から考案した理論に基づいてつくられた脳神経系のトレーニングであり、「いつでも どこでも だれでも」成果が上げられる指導法を、日本コオーディネーショントレーニング協会により、全国に展開をしているものである。市は、このトレーニングを、スポーツ推進計画(現在第3次)の中に入れ、学校教育への体制をつくる前から、市内認定こども園?幼稚園等に導入をしているものである。 現在は、小学校体育の向上に向けたトレーニングの紹介を小学校中心に行っているため、中学校ではまだまだ普及が進んでいないのが現状である。私は、本トレーニングの指導法とその効果を知り、本校の子どもたちの体力向上のため、普及員資格を取得し、本校の日課にトレーニングの日を位置づけ、中学校での指導法やトレーニング方法などを市内に広めるための一助にすることにした。 具体的には、基本的な動きで体幹を中心に体を動かす4つの動き「くの字運動」「Sの字運動」「ラディアンⅠ型、Ⅲ型」を中心に指導した。これらは、無理のない手軽な動きで、場所や時間を取らず、運動が得意でない生徒も、意欲をもって取り組む姿がみられた。 また、自己188bet体育_188bet备用网址として、1時間の授業内で、この4つの動きをする前後に、立ち幅跳びや長座体前屈、反復横跳びを行い、記録の比較を行った。その結果、多くの生徒の記録が向上していることが明らかになってきた。生徒は、「〇〇㎝以上記録が良くなった」「コオーディネーショントレーニングをやった後は、フォームもきれいになった」など、効果を実感し喜んでいた。このような生徒の姿から本校では、令和6年度の日課表にトレーニングの時間が明記され、朝の活動時に全校でトレーニングを実施し、さらなる体力向上と自己肯定感の向上をめざした。こうした取り組みを2年間にわたり市体力向上学校担当者会で紹介し、令和7年度より市内の小中学校の日課や授業の中で取り入れることが始まる中での一例となった。 現在は、朝の10分間のトレーニング時間の実践方法、放送の仕方、資料、プレゼンなどの188bet体育_188bet备用网址を進めている。 |
9 | 野澤 早織 | 阿南町立 阿南第一中学校 |
吹奏楽コンクールへの合同参加に向けた実践 | 本校では、人数減少の対策として、今年度より隣村の中学校と合同バンドを組み、吹奏楽コンクールへ参加した。月に2回ほど休日に合同練習を計画し、コンクール直前には平日の合同練習も計画した。練習場所や楽器の運搬方法など、学校や町村をまたいだ活動のため、難しさもあったが、合同バンドとして活動したことで、生徒たちも、人数が増え、大人数で音が重なった時の迫力や、「合わせる」ことの楽しさを感じ、生き生きと取り組んでいたことが大きな成果であった。来年度はさらに合同練習の回数を増やし、活動を盛り上げていきたい。 |