2023.01.24
[ 寄贈資料 ]
にゅうがくきょかつうち(うえださんしせんもんがっこう)
卒業生資料 (上田蚕糸専門学校)
作者:上田蚕糸専門学校
卒業生資料 (上田蚕糸専門学校)
作者:上田蚕糸専門学校
資料の年代:1935(昭和10)年4月4日
品質形状:和紙(279mmx210mm)、封筒(220mm x 90mm)
山寺孝(やまでら たか)さんに対し、繊維学部の前身校である上田蚕糸専門学校が同校教婦養成科への入学を許可し、入学式への出席を求めたものです。通知には、入学式当日は袴を着用し上履きと昼食を持参するように書かれています。
山寺孝(やまでら たか)さんに対し、繊維学部の前身校である上田蚕糸専門学校が同校教婦養成科への入学を許可し、入学式への出席を求めたものです。通知には、入学式当日は袴を着用し上履きと昼食を持参するように書かれています。
教婦とは、今でいう技術者のことで、より上級の技術者のもとで現場を管理し、女工さんたちを監督する存在でした。
長女だった孝さんは、手に職をつけて一家を支えようと、上田蚕糸専門学校の予科を修了したのち、同校製糸教婦養成科へ入学します。同科を卒業後は片倉製糸に就職し、高崎で女工さんたちと同じ環境で生活を送りました。